ぬらっ。モルモット

ぬらっ。




"910228③モルモット /世にも奇妙な物語"
https://t.co/r3wusnsQ1b
「モルモット」見た。小堺一機さんが悪徳医師を演じる。若いな小堺さん。
医師が薬で患者を弄ぶ。夜な夜な望遠鏡で患者が苦しむさまをのぞいて笑っている。

こういう話、全能感があって好きだな。覗きもあるし。陰湿で。
簡単に人の家をのぞけたり、浸入できたり、近所付き合いが密接だったりするのは、この時代の「近さ」だね。

悪人には悪人なりの理屈があるものだが「あいつらは自分の甘さを薬でごまかそうとしている」という批判はするどい。






ひどくしつこい頭痛に三日くらいおそわれていた。肩こりかもと思って、YouTubeでしらべて肩の体操をしたりした。
寝てたらだいぶよくなった。まだ少しは痛いが、すがすがしい。

ベートーベンが、病気が癒えたよろこびを音楽にしてたなーと思い出した。「リディア旋法による、病から癒えた者の神への聖なる感謝の歌」だった。弦楽四重奏15番の3楽章。
なにか音楽でも流れてきそうな感じで癒えている。

"座ったまま出来る☆肩甲骨はがし☆簡単!3分肩こり解消"
https://t.co/1AJvvf7JRF
これやってみたんです。再生回数が多かったから。見てみたらとてもシンプルだった。



"Jupiter sounds (so strange!) NASA-Voyager recording"
https://t.co/SHNiC70c1W
聴いた。
風のような音と金属的な音がかさなりあって、印象としてはクセナキス的だった。



"ALL COUNTRIES SIZE COMPARISON! COUNTRY/CAPITAL/CURRENCY/CONTINENT. UPDATE 1.1"
https://t.co/anijuoRTsP
国の面積を小さいほうからならべた動画。
日本って小さいんだろうと思ってたけど、これを見ると全体の真ん中らへんだった。真ん中よりちょっと後くらい。



工藤吉生のバンド名は『ラブリーアザラシ』です。
https://t.co/w1KD3WUyCK

いいじゃん







年上の人達には「近いです、もっと距離をとってください」
年下の人達には「遠いよ。もっと近づいたらいいのに」
と思うことが多くて、もし言うとすればそれをテヲカエシナヲカエ言っていくかと思います。

エアリプで意識の向上をうながしてるような人、批判してるような人を見ると「遠いよ」と思いますね。的をしぼらずに撃つと味方に当たりますよと。中島みゆきの「キツネ狩り」ですよと。

高齢の歌人がスマホを批判するのは、遠さをいやがってるんですね。ついていけないのもあるでしょうが

未来の新年会で、ある女性歌人が「フランスでは女性でも意見をきちんと言わないとなにも考えてないと思われますよ」というような話をして意識の向上をうながしていたけど、直接聞くと背筋が伸びるような気持ちがしますよ。近さの力よ。
同じ内容がタイムラインに流れてきても指ではじくだけよ。

だから、昨日オレが反対っぽいことを言ったのは、内容がどうというより、距離がちがう・ピントが合ってないよってことかもしれないんですね。

いちどにたくさんのターゲットに命中させようとすれば、ピントが甘くなるのはしょうがないことではありますね。

ネットだから遠いってもんでもなくて。掲示板の距離感とミクシイの距離感とツイッターの距離感ではちがうし、それぞれの利用の仕方でもかわってくる。

50メートル先の街頭演説みたいな距離にもできれば、手紙に近い距離にもできる。
昨日からすごい距離距離って言ってるけど。
街頭演説は大勢に聞かせることができるけど、それで意見が変わる人がどれくらいいるかなっていうことだね。




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未来賞をいただいて、いま書きたいこと
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第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
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ぬらっ。家族の肖像

ぬらっ



"910228②家族の肖像 /世にも奇妙な物語" https://t.co/azGS5ojKud
「家族の肖像」見た。自動車事故で両親を失った子供が主人公。かつて住んでいた家に戻ると、亡くなったはずの両親に会える。だがその家は他人の手に渡ることになる。

子供がかわいそうで、同情する。これっきり両親はもう現れないような気がする。でも強く生きてほしいな。

「極楽鳥花」「運命の赤い糸」「私じゃない」は動画みつからず。「極楽鳥花」は裕木奈江が出てたんだよ。当時好きだった。










最近頭痛に苦しんでいる。

短歌に関してはほとんどなにもしてないかも。








意識が高いほうがいいとは思わないなあ

メモ。上の世代は人との距離がちかい。地域差もある。
ツイッターの使い方もちがう。
ふぁぼしたらリプライされるという歌があったな。
奥村さんがふぁぼした人に名前を呼んでお礼のツイートすること。


ハラスメントも距離感のちがいがからんでいる場合がある。

若い人の距離感のほうが正しいという前提になりやすい。

オレも上の世代の人になれなれしくされて嫌だったことがある。無視したら去ってくれたけど。
あれはああいうもんだ。
同じくらいの年齢層でやってるのが一番無難だわな。

そこを相手に合わせてコントロールできると、柔軟性がある、スマートだということになる。

最近、小学生や中学生がすれちがうときに挨拶してくる。
そういうふうに教育してるからそうなるわけだが、人との距離感を近づけてるわけだ。ふつうは知らない人に話しかけたりしないからね。犯罪の防止につながったりすんのかな。近いことのメリットもある。

距離感の近いことのメリットというと、ものを通して助け合ったりできること。震災のときに水をもらったりしたのはありがたい記憶。

物のやりとりといえば、それまで関わりのなかった歌人にとつぜん本を送るような距離感もある。

通信の速度と関係あったりするのか。ラインでつながる人達、メールや携帯電話でつながる人、ポケベル、固定電話や公衆電話。
通信が速く手軽になるとともに人との距離感はひらいていくのかと、仕事しながら考えていた。

ドリフのちょっと古いコントで、おくさんが近所のおくさんから醤油を借りる習慣を題材にしたものがあった。
古いひとのほうが近所付き合いがある。新しいひとは近所付き合いはしないがネットで遠くのひととやりとりする。

醤油を借りるって書いたけど、物のなかった時代だから助け合う必要があって、助け合うために距離を短くとっていたのではないか。

もう物を貸し借りする必要もなくなっているのに、それでも距離感の近さが変わってない人達がいると。それで若い人に「近い!」といやがられていると。

昔から電話くらいはあった。……といったって、一家にひとつしかないし、かかってきても出てみなきゃ相手が誰かはわからないわけだよ。いちいち穴に指を入れてジャーコラジャーコラやらないと発信できないし、留守電もなかった。

物の貸し借り以外に、情報の共有なんかもあったでしょうね。ちょっとググるってことができないわけで、人にきくのが一番早い。だからすぐ話しかける。

電話ですぐつながるといっても、むかしは世帯と世帯、建物と建物とがつながるのであって、一人と一人が直接つながるわけじゃないんだね。○○くんいますか、といって第三者にたのんでつなげてもらうことになる。だから相手の家族とつながりができる。

そうやって他人を巻き込み巻き込みしながら生きてきた時代がある。

テレビだってひとつしかないからみんなで見た。人と人がくっついていたんだよ。

人と人がくっついてた時代の人が、はなれてる現代の人と接したら、合わなくなりやすいと。近くて困る、土足で踏み込まれて困るということになりやすい。

喜多さんのインタビューのことからここまで考えた。

今言ったような原因がもしあるにしても、それでもやはり、相手が嫌だなと思ったらダメだ。そこは早めに察して修正しなくてはいけない。世代が違うということは距離がちがう可能性があるのだから、注意していなくては近くなりすぎてしまう。

年のほかに性別もちがうわけだからね。感じ方を自分基準で考えてはいけない。

思想とかなんとかイズムとか現代の潮流だとかいうのは知らないよ。そんなの持ち出すまでもないことに思える。
相手を思おう、迷惑なことはやめよう。そういう当たり前のことをまずやんなきゃ。むずかしいことはその後だとおもう。

どうも喜多さんが叩かれすぎてるような気がして、おっさん側に立って考えてみようとしたが、平凡な結論になった。

オレ自身は差別ともセクハラとも思わなかったけど、言われればそうかもしれないと思う。第一、受けた人がそう感じたならそうなんだよな。

差別ともセクハラとも思わなかったならなんと思ったかというと、それがさっきから言っている「距離感」の設定ミスなんですね。近すぎる。面白いつもりかもしれないけどスベっている。
そして、踏むべき段階をとばしすぎている。中也の台詞もそうであるように。

要するに「バカでしかも失礼だな」ってことだ。それが今はすごい怒りを買ったり騒がれたりしてて、そこに驚きがあり違和感があり、オレの連続ツイートの原因もあった。
でもまあ、その差を考えてもしょうがないのかなと思い始めた。

オレより例えば10歳下なら、より「離れてる」から、より「近い」ことへの拒絶が強いことは考えられるよね。
オレの拒絶が「バカでしかも失礼だな」で、彼らの拒絶が「差別だセクハラだ」であると。それは、どっちかが間違ってるとかじゃないんじゃないかなと。

そこで一番最初の「意識が高いほうがいいとは思わないなあ」というツイートにつながる。

なにか見るたびに絶望したり怒るのが、意識が高くて進んでることかもしれないけど、それがしあわせなことだとは少しも思えないんだよな。もっと絶望しろもっと怒れと彼らはいうかもしれない。でもオレは幸福を良しとしたいから、ある程度をこえると考えるのやめちゃう。

やめずに苦しみながら考えて怒ってる人は、えらいと思うけど、ちょっと離れたところから見させてくださいということです。古くて申し訳ないけど今はこれ以上の「自覚」をするつもりがあんまりない。

「不均衡」を「均衡」にする話にも乗れない。あなたがたの「均衡」がオレの「均衡」と同じだとは信じられないから。

いかにも奥行きがなくて、つめたくて、全然魅力を感じない。橋をかける気があるように見えないと、この前は書いたけども。

中身のほかに状況とか言い方もあるんだよね。そこを整えようとする態度が見えないと、話は聞けません。さるかに合戦でいうと、まだ青い柿を木の上から投げつけてくるようなもんだ。

「既成」「構造」「無自覚」「均衡」って、呼びかける言葉じゃないもんな。血がかよってなくて。
血っていうか、「距離感」が、こんどは遠すぎる例だな

そういうわけで、今回は何人かを見えなくすることになった。でも、最終目的地はオレとそう離れてはいないと思うんだよね。いや、わかんないか。

あんなトゲトゲしてたら見てらんないけど、もっとこなれて丸くなったら説得力が変わってくるかもしれないね。

そんなことを二時間半にわたるツイートで書いた。




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工藤吉生の短歌プロフィール・ダイジェスト

よろしくお願いします。

工藤吉生(くどうよしお)と申します。三十代後半の、最近自分の年を言いたい気持ちが強くなってきた男です。宮城県にいて、短歌つくってます。短歌をはじめてから、七年弱くらいです。

オレがどんな短歌をつくる人かっていうのは、このブログをよく見ていただくか、ツイッターのボット @mk7911_bot を見ていただくとわかりやすいかと思います。
ブログは2009年秋、ツイッターは2010年春からやってます。

ツイッターで「ぬらっ」てよく書きますが、別になにか意味があるわけではなくて、出てくるときの音です。2012年5月からやってます。
けっこう長続きするほうです。

桂三枝は登場するときに「バーン」と言っていた時期があるそうです。



たまたま「ドラえもん短歌」(枡野浩一選)を見て短歌に興味をもったんですよ。そこからネットで調べたりツイッターで検索して歌人さんをフォローして広げていったりしました。
興味をもってから、自分でも作り始めるまでは早かったです。

短歌のタグ #tanka とかをつかってツイッターに投稿してて、だんだんコンテスト的なやつに出すようになりました。

興味が加速してきて、短歌に関するいろんなものに首をつっこみたくなりました。はじめて短歌の雑誌を買ったのは、短歌はじめて8ヶ月くらいたってからです。「短歌研究」。

雑誌の投稿欄に興味がでて、そこにも短歌を出すようになりました。短歌研究に「うたう★クラブ」っていう、メールで投稿できるページがあるんです。そこにメールしたら、返事がきて、歌人さんにアドバイスをいただいたんです。なみの亜子さん。これがのちに「塔」に入るきっかけの一つになる。

短歌の雑誌って「短歌研究」以外にもあるんです。その次に「角川 短歌」を買いました。そこにも投稿してて。
「うたう★クラブ」以外の投稿欄はほとんど最初はうまくいきませんでした。やめたりまたやったりを繰り返してて、良い結果が出始めたのは2014-15年くらいかなあ。

投稿の話はちゃんとやると長そうだからはしょる。
とにかくいろいろ出してて、2014年に新聞にも出しはじめてて、載った・載らないの世界をだいたい一通りやりました。

前後するけどツイッターで「結社」って言葉をよく目にするようになって、なんでも体験したいオレは2012年の終わりあたりに「塔」って結社に入るんですね。結社ってつまり「短歌会」です。
結社の話もちゃんとやると長そうだなあ。「塔」を三年やってやめて、つぎに「未来」ってとこに入って今に至ります。
「未来」のなかに「彗星集」っていう加藤治郎さんの欄があるんです。欄って、選者のもとに集うグループみたいなものだと思ってください。


ネットで歌会をやって、実際の歌会もやりました。
新人賞に出して落ちてをくりかえしました。
大会にも何度も応募しました。賞状を何枚かいただきました。
2015年には歌を載せた冊子みたいなのを作ったりもしました。
いろいろやりました。これくらいは珍しくもないけども。

あとはなんでしょう。ツイッターで短歌関係のbotをいろいろ動かしてます。かなりあるので今度まとめを作りましょう。
mk7911がメインで、短歌の本の感想を書くことが多いです。


「うたのわ」とか「うたよみん」とか投稿サイトは何年もやってていまだに投稿してます。
「NAVERまとめ」とかに歌のまとめをいくつも作りました。
「note」というサービスでは有料マガジンもやってます。

だから、オレがどんな活動をしてる歌人かというと、なかなかスパッと言いあらわせないものがあります。いろいろやりたくてやってきたらこうなりました。
そのいろいろの活動のなかの何かの縁でこうして見ていただいているわけですね。

今年になってからも、あらたな場所に応募したり、あらたなツイッターアカウントを作成したり、企画を実行したりしています。
ごちゃごちゃやってますが、なにか面白がってもらえるものがあったらうれしいです。

そんなところでしょうか。

あっそうだ。賞を三ついただいてました。
2012 角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞
2015 NHK短歌 年間大賞
2017 未来賞

うえのふたつは一首の賞で「未来賞」だけは連作の賞です。20首の。
だから、すこしは力のある歌人なんですよ。すこしは。



もっとよく思い出せばまだいろいろありそうですが、そんなところでダイジェストの短歌プロフィールとしましょう。

ツイッターアカウントのまとめとか、掲載された雑誌のまとめとか、作っておいてもいいかもしれませんね。


んじゃまた。



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ぬらっ。コレクター

ぬらっ



"コレクター"
https://t.co/1e3zmGAD2I
「コレクター」見た。面白いなこれ。
サインを集める女、断末魔を録音して集める無差別殺人者、凶器を集めるおじいちゃん。
名無し姓無し顔も無し、はなかなかいいサインだ







読書などがほとんど進まない。

投稿は不採用。




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こわい、めんどくさいという人に「こっちのほうがずっとこわい、めんどくさい」っていうの、答えになってるのかなあと、ふと。そういうふうに言うってことは、逆の立場になったらその言い方で納得するんですよね。

「そういうふうにうまく返してくるからこわいんだよな、もうこの人達には何も言わないしよう」と言わせるだけだと思うんだけど。
正しければ通用する、理論武装をかためれば勝てる、という考え方がいやだな。やっつければ従えることができるのは、ドラクエのなかだけです。

誰でも加害者になりうると本当に言うのであれば、そういう言い方にならないと思うんだけど。それこそ相手への想像力がない。

あなたよりもわたしのほうが傷ついてるからわたしのほうが強く出て当然、というひととどうやって対話したらいいのか。それを不均衡というんじゃないのか。
あからさまに軽視してくるわけでしょ。なにがあったか知らないけどさ。オレがやったんじゃないんだから、オレに反撃されてもこまる。
(オレに言ったわけじゃないことなのに、オレが反応するのはおかしい、というのならわかる)

もっと理解したいけどこわさに阻まれているってこともあると思うよ。それを「こっちのほうが怖い思いをしてきた」って言えば、橋は崩れますよね。

橋をかけようとするふるまいに見えなくてとまどう。無理解の人に理解させようとするふるまいに見えなくてとまどう。
分かりやすく噛み砕いてくれって話じゃなくてさ。相手の目を正面から見ようって話。

オレは中年なんで、彼ら彼女らが中年になったときに下からの突き上げにどう対処するのかに興味ある。

シューベルトに「魔王」って歌があるでしょ。子には魔王が見えていて、父には見えていない。差別が魔王なんです。子はどうやって父を説得すればいいのか。

いくら言ってもわかってもらえない、ということがこれから先もずっと続きますよ。分かりたいと思いながら読んでるオレでもこんな感じです。

オレもはっきり言って見えてない側なんですよ。オレには「ない」ように見えているんです。魔王は見えてなくて、とがった枝の先で枯れ葉が揺れているようにしか見えない。
でも信用できる人が「ある」と言っているから、そこに「ある」のを前提にしてものを考えているんです。

そうなんです。なぜかオレは彼らを信用しているんです。ほんとうのことを言ってると感じるんです。だから分かりたいと思うんです。

鹿島茂『悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉』を読んだ


鹿島茂さんの『悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉』っていう本を読みました。



ラ・ロシュフーコーとかラ・ブリュイエールとかパスカルとかの言葉を引きながら解説している本です。「悪」とか「耳をふさぎたくなる」という感じはしなかったな。そう書いてあるから手にとってみたくなったんだけども。



箴言(マクシム)って、主語が「私」や「あなた」や「彼」「彼女」じゃなくて「人」じゃなければいけないというのがおもしろい。きびしい。
それでいながら、ラ・ロシュフコーが恋愛について語った言葉がラ・ロシュフコー個人の恋のエピソードから読み解かれてしまう。



いくつか引いてみましょう。



パスカル「わたしたちはひどく思いあがった存在だから、全世界の人から知られるようになりたい、いや、自分たちがこの世から消えたあとでさえ、未来の人に知られたいと思っている。それでいながら、自分の周囲の五、六人の人から尊敬を集まれば、それで喜び、満足してしまうほどに空しい存在なのだ」



ラ・ロシュフーコー「自分について語りたいという欲望、ただし、自分の欠点を人に見せてもいいと思う面から見せたいという欲望が、われわれの率直さの大部分を占めている」

そうなんだよな。思えばオレの率直さもそういうものだ。率直さが欲望からできている。



オレは嫉妬とか承認欲求がとても強くなったり、そのことで自己嫌悪になったりするんだけど、そのあたりのことについて書いてあり、ありがたかった。
シオラン「たしかなのは、私たちの本性に内在する自己拡大の原理が、他人の功績をまるで私たちの功績への侵害であるかのように、絶えざる挑発行為であるかのように見せるということである。」

「はっきりいってしまえば、すべての同時代者はいまわしいのである。私たちは死者の優越性は仕方なしにみとめても、生者のそれをみとめることは決してない」

「妬みが去ってしまえば、君は一匹の虫けらに、馬の骨に、亡霊に、さらには病人になりさがる。妬みに支えられているかぎり、自尊心の衰弱は癒され、君の利己心は監督され、無感覚は克服され、かずかずの奇跡が発現されるであろう」



ラ・ロシュフーコー「最も無能な人にとっての最大の能力は、他人のよい指導に従うことができる能力である」


そういう言葉に印をつけました。



自分以外にもたくさん嫉妬してる人はいる、誉められたがっている人はいる、ということを読むと気持ちが安定してくる気がします。「こんなに心が卑しいのはオレだけなんじゃないか」と思ってしまうのかもしれません。



ゼロ・サム・ゲームという言葉を覚えました。
「他人の栄光・幸福と自分の栄光・幸福という二つのファクターは得失の合計が常にゼロとなるゼロ・サム・ゲームの関係にあり、他人の栄光・幸福が減れば、その分、自分の栄光・幸福が増えたかのような錯覚を覚える構造になっているのです」本文より

このなかの「錯覚を覚える構造になっているのです」がありがたいんです。錯覚だと言ってほしかったんだと思います。得に他人の栄光・幸福が増えてるように見えるときに。



この本のなかに「ドーダする」という言い回しがたくさん出てきます。もっと汚くくだけた言い方で言うと「ドヤる」ってところでしょうか。「マウント」とはちょっと違うんですよねえ。それにあたる広くつかわれる言葉が日本語にはないのが気になります。



シオラン「ある種の賢者、ある種の狂人、一例がマルクス・アウレリウスや暴君ネロンのごときに知ってもらえないとなれば、世に知られるといったとて一体それが何ごとだろう」



むかしテレビで見たんですけど、ある種のマッサージを受けて「痛い」と感じる人は症状が軽くて「気持ちいい」と感じる人は症状が重いんだそうです。
オレにとってこの「耳をふさぎたくなる270の言葉」は痛くはなくて気持ちいいものでした。

以上です。
んじゃまた。




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ぬらっ。峠の茶屋

ぬらっ。



"910214③峠の茶屋 /世にも奇妙な物語" https://t.co/nSooubpgzf

「峠の茶屋」見た。峠の茶屋で「ここで一生暮らしたい」と言ったばかりに出られなくなる。自然の一部になってしまった人から手がかりを得て、なんとか東京に戻るが、東京は緑に覆われていた。

これは東京に何が起こったというんだろうか。それとも主人公だけにそう見えているのか。

オレが茶屋の主人だったらさびしくなくなってうれしいと感じるだろうな。
ストラビンスキーの春の祭典みたいなBGMだ。

しかし、「みずから望んで」木になっている人というのはどんなもんだろうな。どんなつらいことがあったんだろう。







みずつき7に参加しています。
水の短歌をあつめた作品集です。
http://kohagiuta.com/design/mizu7/







昨日「Lilith」のことをツイートして、今日は「メタリック」読んだ。ツイッターを見ると「sister on a water」のことをやってる。




雑誌で喜多さんがセクハラにあたるような質問をしたという話。
自分をアップデートするのってどんどん難しくなるから、オレはこういうのはいつもおじさん寄りで見たくなるよ。

古いほうにつきたくなるのは、古い人間になったということか。


自分が同じ立場だったらこうならないと言い切れるのかと想像してみる。オレは旧バージョンの基準で動いて、それは新しいルールでは違反になっていて、この人達は束になってオレを斬りにくるだろうという、そういう予感はあります。

そうなったら、しょうがないや。
それより、自分に合った人をフォローすること。

傷つけるかもしれないって考えるとこわいんですよ。今回のを見てると特に、自分と感覚のちがう人が目立って見えていて。オレはその人たちの感覚にはとてもなれないから。

オレには、セクハラという言葉が思い浮かばなかった。そんなに叩かれることと思えない。でも叩かれる現状がある。
オレの感じかたと現実にズレがある。このズレのせいで悪いことが起きそうな気がした。

傷つけるのがこわいと言ってみたが、傷つけたことで自分にふりかかることが怖いのだ。

今回のことで一人リムーブした。

彼らとともに戦いたいと、どうしても思えないのは、オレが彼らの敵だからなのか?

にしまきさんのツイートが一番しっくりくる。

とまどってます。
関わるべきじゃないのか?



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ぬらっ。廃校七番目の不思議

ぬらっ



"世にも奇妙な物語 廃校七番目の不思議"
https://t.co/GMWLHUY3On

「廃校七番目の不思議」見た。学校のいろんな怪談がでてきて、気のせいだとか本当だとか言ってキャーキャーする話。

音楽室のピアノが鳴るとかトイレがどうとか、ありふれたものばっかりで退屈する。最後なにあれ。あれが七番目の不思議なのか。
悲鳴だけはすごくて、悲鳴がこわい。







久しぶりに魔界村をやったんだけど、初めて二面のボスまでいきました。二匹でてくるやつ。

むずかしいばかりで苦しいゲームなんだけど、死んでるうちにちょっとずつ上達していく感じがあって、なるほどこれが魅力なんだろうな。

あと「バルガス」で新記録でました。11万4千点くらい。
プレステ2の「カプコンクラシックコレクション」をやってたんだけどさ。

この歳になってもまだシューティングやアクションゲームで新記録出せるんだな。
テレビでゲームしたの、ほんとにひさしぶり。何年ぶりか。







枡野さんの短歌Tシャツを注文しました。「気づくとは」の大きいサイズ。

なんか「システムエラー」で登録できなくてくじけかけたんだけど、利用規約にチェック入れてなくてそうなるのがわかった。

Tシャツ歌集なので、歌集を買ったとも言えます







「羽根と根」読みおわる。

みずつき7にあわてて投稿。

中澤系歌集と歌壇2月号をヌラッティングした。




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「歌壇」2018年2月号を読む  ●歌壇賞発表


「歌壇」2018年2月号。歌壇賞の発表号。

だいぶ遅くなったというか、1月半ばに発売された本なので、えーと、五ヶ月ちかくも経過している。
歌壇賞の発表ということで発売日に買ったんだけど、なかなか読めないでいた。


歌壇賞、オレは五回出してるんだけど、一度も候補に残ったことないんですよ。時期的に、短歌研究でダメだったやつを直して出すことがあるんだけど、そういうのがいかんということなのか。
というのもまあ、勝手な解釈ではある。



千年の老木にも走りたき夜のあらむチーターのやうに流星のやうに/松川洋子「七転八倒」



怯えやすい小動物に似た街に指で圧すごと日没が来る/川野芽生「Lilith」

敗北と屈服の差は(燃やさるる星)屈服と承認の差は/川野芽生「Lilith」

→ハラスメントのことが、動物や宇宙や聖書を通して描かれる。日没もまるで暴力だ。宇宙が好きなんで、そのあたり特に注目した。

そのへんのことについて思うところはあるけど、気軽に書ける感じじゃないんで、またいつか。いつかがもし来ることがあれば。

古くて鈍感な男性としてオレはいるわけです。時評やなんかでいま言われてるいろんなことは自分が言われてるんだと思って読んでますよ。



世界地図に書かれていない街にいる羊の毛並み黄金に揺れ/田中翠香「北極星」




ほかにもいろんな連作に印があるんだけど、今はもういい。この本からはそんなところです。







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https://note.mu/mk7911/n/n58e5f4337568




などなど、
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ぬらっ。黒魔術


ぬらっ



"910214①黒魔術 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/FiyhXpRece
「黒魔術」見た。高嶋政伸が夫婦をやっていると、なんかハラハラする。黒魔術のようなものがあれば、直接に夫婦喧嘩をせずにすむのだなあ。
いい人そうな人ほど黒魔術をやっているってわけか。

保険の加入が伏線というのはコメント見てはじめて気づいた。なるほど。

「さよなら蔵町キネマ」は動画が見つからなかった。知らない話なのであらすじだけは読んだ。







今月はけっこう本が届くようです。余裕のあるときにぬらっと!感想を書きたいと思います。



「短歌に季語はいらないよ委員会」のアイコンを変えた。黄色い卵から「57577 短歌」という文字のアイコンにした。



「うたつかい」投稿。



一件の投稿のボツを確認。きびしい。








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【こっちもおすすめ】
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2018年5月のオレの短歌とその余談
https://note.mu/mk7911/n/n75bf05a79de6

未来賞をいただいて、いま書きたいこと
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ぬらっ。こけし谷

ぬらっ。




"910207②こけし谷 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/hN6QQ5ur23
「こけし谷」見た。因果応報というか、理屈の通る話で。
こけし谷を取材しテレビ番組をつくっていた男が、こけし谷のこけしを汚いと言って放り投げる。それから怪現象にみまわれる。心を入れかえて怪現象が止む。

ネタバレサイトを見たら、子供をおろせと言ってたらしい。動画見てもわかんなかったな。
こけしは「子消し」ともいうよね。







「短歌に季語はいらないよ委員会」@kigo_nakutemoii を
いじくってた。
季語のない短歌をつぶやかせようかと思ってたけど、季語っていろいろありすぎて、何が季語じゃないのかわからない。断念した。




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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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