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「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【18】2014-2015年

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「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ
【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

【8】1990-96年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

【9】1990-2000年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

【10】1992-2001年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52229619.html

【11】~2003年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52231187.html

【12】1990-98年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52232823.html

【13】2004-2005年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52233816.html

【14】2006-2007年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/522352

【15】2008-2009年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52236353.html

【16】2010-2011年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52237503.html

【17】2012-2013年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52238681.html


のつづき。

Wikipediaの「世にも奇妙な物語」放映作品一覧を参考にして、古いのから順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)
120字くらいで自分なりにあらすじを書いて、感想を書く。

記事の最後に、今回のベストを決めるから、最後まで見ていってくださいね。



▼▼▼



"ニートな彼とキュートな彼女 世にも奇妙な物語"
https://t.co/lArejcfpNE

「ニートな彼とキュートな彼女」見た。
──主人公(玉森裕太)の住む公団にはホームネットワークサーバーという立体映像のコンシェルジュがいる。MM2020-αと名乗る彼女(木村文乃)は主人公をサポートする。就職活動がうまくいかず、彼女が鬱陶しくなってきた主人公は、消えろと言い放つ。──

ここから2014年。就職活動を頑張ってるんだし「ニートな彼」と呼ぶのは抵抗あるなあ。「キュートな彼女」にしてはクールだし。韻を踏みたいだけだろう。
こういう未来はありそう。でも、政府や家につくのではなくて、スマホやパソコンで個人がコントロールするものになりそうな気がする。

オレのスマホに「Googleアシスタント」っていうのがあったり「エモパー」っていう人工知能がついてたりするけど、それの延長だな。人と同じ大きさとなると、ちょっと負担だなあ。透き通るとはいっても、邪魔に感じそう。アニメキャラとかのほうが人気でそう。

がれき撤去のボランティアの話がでてくるけど、東日本大震災のことなのか。

組織が男女をくっつけようとコントロールするのは「仮婚」もそうだった。いずれも二人は幸せになるわけだが、それってつまり「お見合い」だよね。自由恋愛からお見合いになっているわけだ。







"墓友 世にも奇妙な物語"
https://t.co/w748fJFwSb

「墓友」見た。
──共同墓を買った主人公(渡辺えり)は、その隣の墓を買った夕子(真野響子)と知り合い、「墓友」として意気投合する。始めは楽しかったが、夕子は待ち伏せしたり、高価なものを何度も送ってきたり、あまりにしつこくしてくるので主人公は嫌気がさしてくる。──

この番組は若い主人公が多く、おばちゃんが主人公というのは意外とめずらしい。ほとんどおばちゃんだけで話が進んでいく。バスツアーとかお芝居とか、周りもそれで固められている。

中身はそんなに珍しいものじゃないんだよ。距離の取り方がわからない人がこの番組にはたまにでてくる。「ともだち」「パーフェクト・カップル」「ラブチェアー」等にも、同じ種類のしつこい人がでてくる。でもこの年代の女性が主人公という例がないのでそこにあらたな味がある。

オレが嫌がる三大要素「不自然な拍手」「階段で転落死」「家宅侵入」のうち2つでてくる。

ゴージャスだと思ってたら家が貧相というのがちょっと怖い。
手の込んだ死に方をしていた。







"空想少女 世にも奇妙な物語"
https://t.co/wKiGSGAsW4

「空想少女」見た。
──主人公(能年玲奈)は戦国武将・石田三成に憧れていて、クラスで浮いている。通学のバスで主人公は、目の前に立っている老人に席を譲ろうか迷う。武将だったらこんなときにどうするかと考えはじめ、主人公は深い妄想に入りこんでゆく。──

「妄想特急」みたいな話だが、あれは主人公が大人の男性だった。女子高生にすると中身もおのずから変わってくる。
啄木鳥戦法がでてきたり、合戦がはじまるのが面白かったな。おもしろい頭のなかだが、こういう人が無口なのはもったいないことだ。

単におもしろいだけでなく、考えてばかりで行動できない学生には共感する。
しかしいつも思うんだけど、容姿に恵まれていながら対人関係がまるで築けないというのはドラマならではの現象だろう。他に何もなくても、外見だけでも人は寄ってくるとおもう。

あと、おもしろいんだけど、こういうパターンは見飽きてきたとも思う。笑いの方向性が。
おちゃらけの度合いが強くなりすぎていないか。そんなに明るい笑いは求めてないんだけどな。もう少しジメジメしてくれるとうれしい。






"おやじ"
https://t.co/J8Zntl7i5H
(まだ二日しかたっていないのに、もう消されている。)


「おやじ」見た。
──主人公(笑福亭鶴瓶)は息子の父兄参観に行く。息子が家族についての作文を読んだが、その仲の良い家族の様子は実際のものとは全く違っていて主人公は驚く。妻は浮気している。そのことに息子は気づいているようだ。──

古い珍しい話がアップされていたのを見つけたので、つい見てしまった。

不吉な意味ありげな断片がいくつも組み合わさっている。息子はある意味SOSを発信しようとしているのだろう。投げたボールが曲がるようになっていたのは、親の知らない間に子供が変化することのひとつのあらわれだろう。

妻の浮気相手が教師(森脇健児)だということだろう。だとすると、教師は作文を聞いて変に思ったはずだが。

酒の場面ははっきりとはわからないが、息子が酒を勝手に流して捨てたということか。母の「お酒やめたら」を実行したんだろう。絵でもわかるように、息子は父を憎んでいる。


この日の放送は「逆転」「おやじ」「スローモーション」の三本からなる。三本とも家族がうまくいっていない。飛び降り自殺が三本の物語をつないでいる。


いいとものメンバーが大勢出てくる。ほかのテレビ番組とのコラボレーションは90年代前半からすでに始まっていたのだ。






"ラスト・シネマ 世にも奇妙な物語"
https://t.co/QIdS7dNmUc

「ラスト・シネマ」見た。
──映像ディレクターの主人公(榮倉奈々)は、彼に突然の別れを切り出され、直後に落下してきた鉄骨で命を落とす。走馬灯を見るが、とても満足できない内容だった。主人公は自分の走馬灯を制作することになる。──

へんてこな設定だと思って見ていると、最後に感動させてきて、さすがにうまいもんだ。
榮倉奈々がかわいい。4人に一度に告白されていた。いいなあ。

支配人のきたろうは「顔」というわりと地味な話に主演で出ていたことがある。それはもうだいぶ前だけど、あんまり変わってないように見える。

走馬灯が途中で「to be continued」になるのはちょっとおもしろい。
映像編集が主人公なのは「0.03フレームの女」で出てきたばかりだ。この頃からそういう仕事が盛んになってるのか?





"復讐病棟 世にも奇妙な物語【2014】"
https://t.co/kA6sNFSGAI

「復讐病棟」見た。
──主人公(藤木直人)は足の治療をしている少年の父親(赤井英和)を病院に呼び出し、話をする。自分はかつて体育教師に竹刀による体罰を受けて、足が不自由になった。それを忘れぬために竹刀を所持している。少年の父親も体育教師で、心当たりがある。──

ふつう。医者がタバコ吸ってるけど、そんなもんなのか。
竹刀を所持するところまでいくと、復讐に心をやられている感じがする。
結局どうなったのかはっきりしないところにこの作品の味わいがある。

工事現場で資材に足をはさまれる話をしてるけど、これの前の「ラスト・シネマ」も落下してきた資材で死ぬ話だ。
けっこう工事現場で負傷したり死んでるよ、この番組は。







"世にも奇妙な物語 2015 春 「面」"
https://t.co/PTXDIYbYzz

「面」見た。
──主人公(鈴木梨央)は、顔がお面のように外れて姿が消えた和尚の伝説を聞いてから、自分の顔が外れるような気がして不安でならない。行動がぎこちなくなり、悪夢を見るようになる。そのころ主人公の近くに黒服の老人があらわれるようになる。──

永井豪の漫画を原作にしているという。古い伝説のように始まって未来が舞台の話だとわかってくるところなど、なかなかのものだ。

聞いたことないような怪談だし、見たことないような不安だし、結末もちょっと変わっている。良作。

父親がおかしくなるところは余計な気がしたけど、結末はなかなか利いている。汚染された空気のなかではしゃぐアンドロイドたちの姿。ひとつの未来予想だ。


ところで、2014年の秋の特別編の動画がひとつも見つからない。五本あるうちの五本ともない。YouTube以外のサイトにも見つからない。どうなっているんだ。こんなことはこれまでなかった。
仕方なく2015年のものを見始めた。









"世にも奇妙な物語 地縛者 2015"
https://t.co/EhNH9jRNPc

「地縛者」見た。
──地面に縛りつけられたように動けなくなる「地縛者」が増えている。主人公(前田敦子)は彼らを救うための活動をしている。彼らには心の病があるものと考えていた主人公だったが、活動をすすめるうちに、罪の意識が関係しているらしいとわかってくる。──

うむ。なかなか奇妙だなあ。木のように動けなくなり、時間がたつと固まって崩れてしまう。

主人公の家庭環境の複雑さもからんでくる。ナースコールが必要なときにしないのは罪だが、主人公にも同情の余地がある。

地縛者になったらなんにも救いようがないってことだよな。それが話を暗くしている。

地縛者はそれぞれポーズが少しずつ違う。それが罪の違い、苦しみの違いのように感じられる。


2015年の動画から、背景に模様が動くような別の動画が入ってくるようになる。消されないための細工だが、この時期に出てきたのはなんだろう。YouTubeの規約とか削除基準に変更があったのだろうか?






"世にも奇妙な物語 2015 春 「ゴムゴムの男」"
https://t.co/dq5JdWDRfN

「ゴムゴムの男」見た。
──暴力団員の主人公(阿部寛)は、背後から撃たれて負傷する。ゴムゴムの実を食べてしまった主人公は体がゴムになる。組は主人公を切り捨てようとしている。かつて兄弟の盃をかわした男に裏切られた主人公は、彼に会いにゆく。──

どうでもいい作品。
表現が規制されてゆくなかで、なんで反社会的組織の肯定的な描写は規制されないんだろうな。タバコを吸う描写は規制されてるのに。

ワンピースは見てないから知らないんだよ。ルフィはべつに要らないだろう。

ともあれ、強いっていうのはいいことだよ。負傷したのに歩けて、届かないものが届いて、銃弾を受けても平気っていうのは、見ていて気持ちいい。それはこの話の全体からするとごく一部なんだけども。






"世にも奇妙な物語 2015年 蟲たちの家"
https://t.co/BVI7dTB4Um

「蟲たちの家」見た。
──男(板尾創路)の屋敷に女が招待される。そこで男の妻(長谷川京子)が虫になったという衝撃的なことを知る。束縛の強い男の家から逃れようとした妻は、男に追いつめられて、自分を蝶と思い込み、やがて蜘蛛と思い込むようになった。──

上手いのか下手なのかわからない板尾さんの演技だ。異常な夫だから多少不自然でもそれでいいようにも思える。ビジュアルはばっちり決まっている。

妻が自分を蜘蛛と思い込んでいる、と思い込んでいる夫。妻が蜘蛛に見えるようになったのだろう。妻が一枚上手(うわて)だった。

BGMの弦楽器の旋律が、一本の蜘蛛の糸のようだ。

あんなに妻に執着してるのにほかに女をつくるのがよくわからないな。虫から逃れようという気持ちなのか。





"世にも奇妙な物語の「自分を信じた男」 2015年"
https://t.co/GYZp9fXVni

「自分を信じた男」見た。
──存在感のない主人公(稲垣吾郎)は、同じように存在感のない男(手塚とおる)と出会う。存在感がなさすぎて、自動ドアがひらかず、飲食店で水も出されない。二人で銀行強盗をしようじゃないかということになる。──

いいね。存在感がなさすぎて自動ドアがひらかないっていうのがおもしろい。一緒に旅行したのに土産をもらう、試合に居るのに不戦敗になるなど、こまかいエピソードがたのしい。

最後のほうで急に雑になったのが残念。撃たれたのに生きてるし、十年たっても姿が同じだし、出れるはずの刑務所にとどまってる。

陣内孝則がでていた「気づかれない男」みたいな設定だが、主人公の性格が違うので違う展開になっている。
「気づかれない男」は、目立とうという執念がすごかった。
「自分を信じた男」は二人組というのがポイント。

それにしてもタモリが年をとったように見える。怖がらせようという感じが薄れて、暖かみのある語りになっている。








"世にも奇妙な物語 昨日公園 2015"
https://t.co/8fS2X4qKax

「昨日公園」見た。これはリメイク。
前に
──主人公(堂本光一)は友人とキャッチボールしていた。その夕方、友人が亡くなったと知る。翌日、どこからか転がってきたボールを拾うと、キャッチボールしていた時間に戻った。今度は友人を死なせまいとするが……。──
と書いた。これを書き換えてみる。

「昨日公園」見た。
──主人公(有村架純)は公園で友人と会う。その夕方、友人が石段で足を滑らせて亡くなったと知る。翌日、ふたたび公園に行くと、友人がいて昨日に戻った。今度は友人を死なせまいとするが……。──

ここからの五話は過去作品のリメイク。
男性同士の話が女性同士に変わっている。キャッチボールがフルートの練習になった。
それ以外は変わらない。有村架純がかわいくて、相手の女性は演技があっさりしている。

あっそうだ。前のはボールを拾うと昨日へ戻るんだったけど、リメイクでは雨がキラキラして昨日へ戻るようになっていた。
助けきれなくてあきらめるところがせつない話だ。

オレの三大苦手要素のひとつ「階段で転落死」からの工事現場でモノが落下してきて死ぬパターン。
自動車事故が少なくなったと思ったら、通りかかった工事現場で死ぬパターンが増えた。

あの公園って、キラキラして亡くなった人にまた会えるから良い場所のような気がしていたが、避けられない死と救えない苦しみを与えられる不吉きわまりない呪われた場所だと今は思う。





"世にも奇妙な物語 イマキヨさん"
https://t.co/FH5jOFHRuX

「イマキヨさん」見た。
──主人公(野村周平)の部屋に、黒いフードの中年男性があらわれる。それは「イマキヨさん」といって、四つのルールさえ守れば幸せにしてくれる神様らしい。追い出さない、傷つけない、引っ越しの話をしない、謝らない。主人公はこれらのルールを破ってしまう。──

2006年の作品のリメイク。まったく内容は同じなので、あらすじは「松本潤」のところを「野村周平」に変えただけにした。
同じものを二回つくってどうするんだ。

スマホになってるし、LINEしてるところは新しいけども。

二回つくるなら一味くわえてほしいと思う。見た意味がなかった。感想はそれだけだな。





"世にも奇妙な物語 ハイ・ヌーン 2015"
https://t.co/fTPjXQ2KX7

「ハイ・ヌーン」見た。
──主人公(和田アキ子)は店のメニューをはじから順番に注文してゆく。近所の人が見物にきて店はにぎわい、応援ムードがたかまってゆく。──

玉置浩二が和田アキ子になったところだけが大きく違う。男役に違和感がない和田アキ子だ。
話の内容は分かりきっているので、うしろで流れていた野球中継の声を集中して聴いた。このアナウンサーの声は、サッカー中継でよくでてくる声だ。へー、野球も実況するのかと感心した。

野球中継が途中で途切れたり復活したりする。そういうところがこの番組の苦手なところだ。やるならやり続けてほしい。
この話はそうじゃないけど、ニュースが流れると必ず主人公と関係あるニュースなのも苦手だ。
犬がガバッと起きるのがよかった。







世にも奇妙な物語 25周年! 秋の2週連続SP~傑作復活編~ (기묘한 이야기 25주년! 가을 2주연속SP ~걸작부활편~)
https://t.co/WdgMnLHcLr

「ズンドコベロンチョ」見た。
──主人公(藤木直人)は、知識豊富なIT企業の社長。「ズンドコベロンチョ」という言葉が流行し始めるが、主人公にはなんのことかわからない。検索しても、文献を漁ってもわからない。どこへいってもズンドコベロンチョの話題でもちきりで、主人公はおかしくなる。──

YouTubeにないのでPandoraTVで見た。

これはいいリメイクなんじゃないでしょうか。現代の要素をうまく盛り込んでいる。検索しても分からない様子がリアルだった。Googleがあり、NAVERまとめがあり、知恵袋があり、2ちゃんねるのまとめサイトがあり、画像検索があり、見れば見るほどわからなくなる。
そのなかにさりげなく北川悦吏子のページが入ってるのが遊び心だ。

絵を描いてそれを持っていくところは、かなり精神的にきているのがわかる。

東京オリンピックがでてくる。前作は会社で恥をかいていたが、リメイクでは世界規模で恥をかいている。雑コラがつくられるのも現代的。








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「思い出を売る男」見た。
──主人公(木梨憲武)はリストラされ、借金の催促に追われている。思い出を買い取る研究所を発見し、そこで初恋や甲子園の記憶など次々に売り払い、やっと借金を完済する。そんなある日、離婚した妻から子供が重病だと知らされる。さらに多額の費用が必要になる──

小堺一機さん主演の名作のリメイク。
借金取りから逃げて林みたいなところにまで逃げ込んでるのが大袈裟に感じた。
アパートの住人が電話を取り次ぐ場面がある。「奥さんから電話よ」って。携帯が出てこない。

筋書きは変わらない。記憶を取る装置がチャチじゃなくなっているのは良い。
子供との思い出の場面がよく出来ていて泣きそうになる。また、結末がいい。どうなるのか!? っていう気になるところで終わる。記憶は戻らないはずなんだけど、子供を撫でる手が何かを感じたようにも見えた。

職安でパワーポイントができるか訊かれてるのが新しい。前のバージョンは職安でやる気や経歴をアピールした主人公が窓口で「そういう方が一番余っているんです」とキツいことを言われるんだよな。

あと、記憶を取るおじさんの態度がだいぶ変わっている。前は胡散臭かったがリメイクでは紳士的だ。

前作を見直してみたら、子供が男の子になっていた。ラストシーンは抱擁して感動的な音楽が流れている。主人公が「か、ぞ、く……」と言っていた。
けっこう違う。抱擁や感動的な音楽は強すぎるんで、リメイクでそこを抑えたのは良い判断と思う。







"世にも奇妙な物語 竹内結子 『箱』 2015年"
https://t.co/kjzu7dx5pZ

「箱」見た。
──主人公(竹内結子)は、研究所で研究をしているときに突然後ろから殴られる。気がつくと箱の中にいた。スマホがあったのを幸いに110番に連絡するが、なかなか警察は駆けつけてくれない。──

ぞっとした。これは怖いな。
植物状態の人の意識はこんなふうになっている、かもしれないという話。外からは何もしてないように見えても、内側では必死に叫んでいる。
変な言い方だけど叫びがうまい。突き刺さるように叫んでいる。

どうせ始めから通じないのなら、ライトやスマホはなんだったのか、警官はなんだったのか。
何をしてもどこにも通じない、という事実に耐えられない気持ちが作り出した幻なのか。

どうでもいいけど、スマホが明るい。明るさをしぼればけっこう長持ちすると思う。





"世にも奇妙な物語・妻夫木聡主演『幸せを運ぶ眼鏡』のネタバレ紹介! 2015"
https://t.co/UbeaGYTFFL

「幸せを運ぶ眼鏡」見た。
──主人公(妻夫木聡)は、地味な生活を送っていて、出会い系サイトに手を出したりしていた。幸せを運ぶ眼鏡を手にいれてからは、眼鏡がやるべきことを教えてくれるので仕事も恋愛もうまくいくようになった。──

「ニートな彼とキュートな彼女」みたいな話で、そのときオレは「人間の大きさだと邪魔になる」って感想を書いたと思う。今回は眼鏡になっている。こういうのは小さいほうがいいんだよ。途中で波乱があるが、大きな目的のために誘導していたという意味ではオチが同じだ。

嘘っぽい拍手が二ヶ所あって、減点。
あらいぐまラスカルを見て値引品を食べる生活って理想だと思うけどな。
着脱が手軽なので、この眼鏡はひとつあると便利そうだな。オレもデートには困ることがあるから。







"世にも奇妙な物語 事故物件 2015"
https://t.co/EBegpfbtz5

「事故物件」見た。
──主人公(中谷美紀)は娘と新居に引っ越してくる。そこでは無言電話があったり、人影が見えたり、娘が夜にうなされるなど、おかしなことが起こる。不動産屋にきいてみるが、ここで過去に事件などは起こっていないという。──

オレの理解力がないのか、何がなんだかわからなかった。
落ち着いて整理してみると、娘っていうのは数年前に火事で亡くなっていて、母はそれを受け入れられずに娘と暮らしているかのようにしていたと。その認識の歪みが怪奇現象の形で出てきた。主人公は男性の助けもあって現実を受け入れる。
と、あとから考えれば意味はわかる。

検索サイトの名前が「gulugle」だった。前は「global」というのもあった。そういう細かいのが気になる。

このドラマには時々、現実を受け入れられなくて自分のなかの非現実を生きている人が出てくる。古くは「逆探知」、あたらしくは「蟲たちの家」とかがそうだ。そういうのはどこかで限界があるっていうことで、幻が暴かれてしまう。
でもそんなこと、そうそうあるかなあ。
きわめてレアなケースを頻繁にドラマが利用しているような気がしてならない。そんなに簡単に非現実を生きられるだろうか。
もしかしたら自分も何か大きな悲劇をなかったことにして生きているのかもしれない、と思えれば入っていけそうだが、あんまり思わないかなー。





"世にも奇妙な物語 『バツ』 前半 2015年11月28日"
https://t.co/Ni4vp4OPAP

「バツ」見た。
──主人公(阿部サダヲ)は、自分の額にバツ印がついていることに気づいた。ほかの人には見えないらしい。これはなんなのか不思議に思っていると、同じように額にバツのある男性と出会う。男性の話によると、死が近づいている人間にバツがつくのではないかという。──

「顔色」によく似た話だ。「顔色」はバスのなかで終わるが、こちらは電車のあとも続きがあってもう一段階のオチがある。でも叫んで終わるのは同じだ。

死期が近いことを悟って、生き方が前向きになるところがよかった。主人公がとてもいいお父さんだ。

阿部サダヲのキャラクターの良さがあるよね。ラーメン屋と出会う場面とかもいい。









"世にも奇妙な物語 『嘘が生まれた日』 2015年"
https://t.co/yzbeMsRQzr

「嘘が生まれた日」見た。
──そこは嘘がない世界だった。主人公(満島真之介)は拾った財布について警官にきかれ、自分の財布だと答えて難を逃れる。嘘をつくことを知り、なんでもない水を「幸せになる水」として高額で販売し、富を得る。──

仲間とのノリが楽しい。「嘘」が三人のイニシャルからきていたなんてねえ。
嘘が広まってしまえば普通の世界になるわけで、その過程にドラマがある。自分だけが嘘を知ってるというのは、さぞ万能感があることだろうね。

嘘がもののはずみで生まれて、いたずらになり、商売になり、そして人のためになる。「嘘」という主人公の成長を描いたドラマと思う。

野々村そっくりの政治家が出てくるけど、もう四年も前なのかー。

嘘みたいに人類がまだ気づいてない裏技がありそうというコメントがよかった。夢がある。

これで2015年おわり。



■■■




今回おもしろかった話


1 箱
2 思い出を売る男(2015)
3 おやじ
4 嘘が生まれた日
5 ズンドコベロンチョ(2015)
6 空想少女
7 面
8 ラスト・シネマ


今回つまらなかった話
1 ゴムゴムの男
2 イマキヨさん(2015)




それにしても、2014年の秋の特別篇の5話が見れてないのは大きな欠落だ。引き続き探していきたい。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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