歌会と批評、自選50首100首を更新、その他の話題【2017.6.26】


6月15日から25日あたりまでの話題をまとめておく。
短歌のことは最初と最後にまとめた。



▼掲載情報


6/20
NHK短歌テキスト7月号、「短歌de胸キュン」の「もう少しで入選de賞」に選ばれていた。


6/24
角川「短歌」2017年7月号の角川歌壇で、一つの歌で特選と秀逸をいただいた。香川ヒサさんの特選、安田純生さんの秀逸。
特選は2015年以来。公募短歌館が「角川歌壇」になってからの特選は初めて。




▼引いていただきました


「【感想】過入力と入力」
http://ameblo.jp/motokichi26/entry-12284205580.html
御前田あなたさんに感想で歌を引いていただいてました。


ファミコンソフト『サラダの国のトマト姫』(1984)と読むをめぐって 安福望×やぎもともともと
http://senryusuplex.seesaa.net/article/450858642.html
名前を出していただいてました。




▼こいつら100%伝説

岡田あ~みん「こいつら100%伝説」買った。
https://twitter.com/mk7911/status/878579704713715712/photo/1

「こいつら100%伝説」おもしろい。
昔読んで面白かった漫画が今も面白いとは限らないっていうのを「王様はロバ」「燃える!!お兄さん」で経験してるので不安もあったが、期待以上におもしろい。

戦闘のコマと作者が「原稿料上げろ」とか叫んでるコマが交互に出てくる場面がよかった。

岡田あ~みんのプロフィールに「作品全て大ヒットとなる」って書いてあった。すごいことだよ。




▼徒然草から

徒然草 百五十七段から

筆をとれば物書かれ、楽器をとれば音(ね)をたてんと思ふ。盃(さかづき)をとれば酒を思ひ、賽(さい)をとれば攤(だ)打たん事を思ふ。心は必ず事に触れて来たる。かりにも不善の戯れをなすべからず。

筆をとれば自然と物が書かれ、楽器をとれば音を鳴らそうと思うものだ。盃をとれば酒が飲みたくなり、賽をとれば博打がしたくなる。心は必ず物事に触れて起こる。かりそめにも良くない戯れ事をしてはならない。

http://roudokus.com/tsurezure/157.html




八十五段

狂人の真似とて大路(おーち)を走らば、則ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥(き)を学ぶは驥のたぐひ、舜を学ぶは舜の徒(ともがら)なり。偽りても賢を学ばんを賢といふべし。

狂人の真似といって大路を走るなら、狂人である。悪人の真似といって人を殺せば悪人である。千里を駆ける駿馬に学ぶのは千里を駆ける駿馬の同類なのだ。(古代の伝説的な徳の高い王)舜に学ぶのは、舜の同士なのだ。嘘にでも賢いことを学ぶものを賢いというのである。
http://roudokus.com/tsurezure/085.html




何かいいことする時に「自分のは動機が不純だからダメなんじゃないか」と思ったり、
逆に悪いことするときに「いやちょっと試しにやってみただけだし、そんなに悪くないか」と思ったりするけど、こういう言葉もあるのだなあ。

徒然草、おもしろいよ。




▼まんが日本史

「まんが日本史」を平安あたりから見はじめて、何日かかけて見終わった。おもしろかった。リアルタイムではたぶん見てなかったアニメだけど、83年のアニメだから世代は近い。声優陣もふくめて、80年代のアニメの感じがなつかしい。

話し合いがまとまらないとすぐ戦いになっちゃうところとか、
権力をめぐって潰しあうところとか、
力があるというだけで言いがかりをつけて捕らえて処刑するとか、
しょうもない嫌なことが歴史には多い。繰り返しながら少しずつマシになってやっとここまで来たのかなという感想。


『四文字でわかる日本史』という本を買ってある。わりと普通の日本史の本で、特にわかりやすいとか工夫してあるとかいうこともない。四文字でわかるわけじゃなくて、四文字の見出しがついてるという本。
アニメで見たことをこの本で復習した。





なんか現代短歌に疲れてた。短歌以外のものを読みたい気持ちが強まって、橋本治さんを読みはじめて、『これで古典がよくわかる』という本で古典に興味をもって、三大随筆に触れた。

それら三大随筆が書かれた時代について調べてたら、最強のメラさんという人のおもしろい歴史解説動画を見つけて、さらにほかの時代にも興味をもった。「まんが日本史」の動画、21分×52話を何日もかけて見た。それと合わせて歴史の本も読んだ。

そんなわけで、ざっと日本の歴史全体を見た。教科書レベルだけども、おもしろかった。

いまはネットで徒然草を一日十段ずつ読んでいるが、次に興味あるのは「論語」。




▼歌会と批評

歌会は批評の場だとかなんとかという話がツイッターにでていた。オレの知らない歌会が原因らしい。


批評とか鑑賞とか感想とかの話になるとよくわかんないなあ。オレはツイッターに書きたいことを書いてきた。歌会では言いたくなったことを言う。それを人が鑑賞とか感想とかいう。「ぬらっと!する」と自分では呼んでるけども。

ちゃんとした人から見るとオレのは何にもなっとらんのかもしれないが、なんか言われてもちゃんとできる気がしないね。あんまりしたくもならないし。
うまいと言われる評を見て、うまいと思えることはあっても、自分がそうなりたいとまでは思わなくて。

自分なりに、目の前の歌に全力でいく。それしかない。




▼自選50首100首更新

自選50首、自選100首を更新した。


■工藤吉生(くどうよしお)の短歌・自選50首 +プロフィール : ▼存在しない何かへの憧れ https://t.co/6xqzmuasCE

プロフィールをつけた。

■工藤吉生(くどうよしお)の短歌【さらに100首】 : ▼存在しない何かへの憧れ https://t.co/iIrPgG100o

自選50首のこまかい出典をいくつか消した。わずらわしいという意見を見たから。


自選50首から
『ノイシュバンシュタイン城を取り囲む木々もあるいはまた城である』(うたらば)
を外し、かわりに
『悲しげな声で鳴いてる犬がいた塀の向こうの昨日の夜に』(日経歌壇)
を入れた。


自選100首からはずしたのは5首。
『泣きながら登校する子とすれ違い地面に落ちる一滴を見た』(現代短歌)
『踏み切りの不協和音のほのぼのと響いて冬の自動車学校』(未来)
『遠足の途中でオレの家が見えそのまま帰っちゃダメなんですか』(ダ・ヴィンチ)
『充実の人の抱えるオレよりも高いリスクを畏れ敬う』(毎日歌壇)
『そんな気がしてきただけさわたくしもあなたもいなくなった海底』(短歌研究新人賞)

以上5首を自選100首からはずした。

新しく自選100首に入れた歌は
『おみこしになって元気な人たちにかつがれたいな年に二回は』(ネットプリント毎月歌壇)
『秋が来る 床屋の椅子に重大な秘密があってほしいと思う』(うたらばフリーペーパー)
『ワンタンメン専門店の前を過ぎ唱えるわんたんめんせんもんてん』(日経歌壇)
『女子バレー見慣れた頃に男子バレー見ると驚く見慣れるまでは』(ダ・ヴィンチ)

の四首に加えて、さっきのノイシュバンシュタイン城の歌。

自選50首100首は半年ごとに更新するつもりでいたが、今回は一年ぶりの更新となった。今後も半年か一年ごとに見直すこととする。






▼▼



有料マガジン更新しました。
なりすましアカウント騒動|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/nddf9ca3db36c
なりすましアカウントがあらわれたのでそのことを書きました。

「マストドン歌人」がいるとすれば、それはオレだ|mk7911|note(ノート) https://t.co/bGdq5DVb2T
マストドンが話題になったのは四月くらいで、今は落ち着いていますが、今になったから書けることがあります。


2017年5月に発表した/掲載された短歌をすべて見せます|mk7911|note(ノート)
https://t.co/IMj53ONdsM
これは歌をまとめただけの記事じゃなくて、自分の歌や掲載された媒体についてもいろいろ書いています。有料なので、それなりのことを書いています。



短歌パトロール日誌【4】2017.5/21-6/13|mk7911|note(ノート)https://t.co/lhsSQSM3jL

すぐに消されたエアリプにこたえる|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n16ba35458c13

帰ってきた汚染歌人
https://note.mu/mk7911/n/n3b3bdf5e932c

短歌と公募と賞金のこと|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n47a017bcce69


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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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