続・歌人がマストドンをやってみた話

昨日はマストドンをやってみた話を書いた。
: ▼存在しない何かへの憧れ http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52189608.html


そのつづき。
内容がかぶるところも多いだろう。

「歌人が」とわざわざ言っているのは、ほかの歌人がほとんどマストドンをやってないから(おこがましくも)オレが代表しているのだ。また、短歌の外の人に読まれることを意識している。


今のマストドンの状態は、短歌をどうこうって状態ではない。なにか工夫すれば使いようがあるのかもしれないが。
中心になっているインスタンスのひとつ、mstdn.jpを使っているが、高速で下ネタが流れていくだけの場所だ。それがオレにはおもしろいけども、ツイッターに戻ってきちゃった。


文学関係でインスタンスを立ち上げる人があらわれると、そこから何か起こる可能性はある。
だが短歌にしぼって立ち上げるんであれば、あんまり新しい面白いことは起こらないんじゃないかと見ている。ツイッターと同じような人しか集まらないでしょう。登録の手間や覚えることを考えたら、敷居が低いとは言えない。

タイムラインにはホームのタイムラインと、ローカルタイムラインと、連邦タイムラインの三つがある。ツイートのことを「トゥート」といい、リツイートは「ブースト」と呼ばれ
……みたいなことに、めんどくさがらずについていけるかどうか。



はじめは面白くて夢中になったけど、だんだん不安になった。頭の中でNOKKOが「狂ったゲームはいつ終わるの」って歌い出した。

なにもかも速すぎる。あらゆるトゥートは、一瞬で星がつき、一瞬でブーストされ、しかし次の瞬間で彼方へ飛んでいってしまう。ハッシュタグはあるが本文検索は無い。


自動で流れるタイムラインの速さが、読み手にものを考えさせない状況をつくる。それが下ネタにつながるんだとわかった。短くて、書く方も読む方も考えなくてよくて、それでいて面白がろうとしたら、単語レベルでの下ネタが多くなる。「膣」とか「おっぱい」とかになる。



31文字をさまざまな角度から見て考えて味わってというようなことと、マストドンの相性がいいとはちょっと思えなかったんだよね。
それでも新しいもののエネルギーがあるし、面白そうな気配があるし、せっかく覚えたから、なんとかならないかと二日くらい考えているところ。



書き込んでるとどんどんフォロワーは増えるし、短歌を書くと反応してくれる人もいる。
そういう、従来にもあったような地味な広がり方ならここにもある。
新しい場所だから、できればマストドンの特性を活かした新しい展開がほしいんだが、難しいものだ。




▼▼



短歌と公募と賞金のこと|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n47a017bcce69

2017年3月に発表した/掲載された短歌といただいた選評まとめ|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n1dba7a62c361

短歌に関するbotをつくった|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n7f59d9cbbfeb

2017年3月の出来事を振り返ってあれこれ言う【後編】|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/nc83bca0ffcd2

2017年3月の出来事を振り返ってあれこれ言う【前編】|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n02d1ecfcd4aa


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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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