ぬらっ。1998年の穂村弘インタビュー

ぬらっ


そとを歩いていて、短歌でもつくるかと思ったときに「短歌をつくろうとする自分」がでてきて、なんかそれが嘘っぽくていやらしかったから作るのやめた。
なんか背骨が曲がってたの。








「恒信風 穂村弘氏インタビュー 1998年」
http://www.koshinfu.com/homu.html
すげーおもしろかった。



いいこと聞いて、よし! と思ってもまたすぐ忘れて同じことでうじうじしてしまうな。もっとうまくちゃんとくっつかないものか。

穂村「今は存在しないものに対する憧れを持とうとすると、気が狂いそうになるんだ、必ず。で、今は存在しないものに対する憧れはあるけど、気は狂いそうじゃないっていうやつを信用しないんだよね。」
オレのブログのことかと思ってびびった。
そう言われてみると、オレはちゃんと憧れをもってないかもしれないなあ。「魂の偽物性」って言葉もでてきたけども、耳が痛い。目で読んでいるけど。

「菓子パンオナニー小僧」って言葉もでてきたな。
誰かがツイッターで「チンカス感想家」って言ったときに、オレだな! と思ったね。

実際にオレが書かれたことがあるのは「東北の粗大ゴミ」だけども、オレが大きく見えて仕方ないという気持ちが見えてしまっている。
竹原慎二が「広島の粗大ゴミ」と呼ばれたわけだから、オレがそれよりでかかったら駄目だろ。


自分のことをなんといっても、そこにあぐらをかかないようにしないと。憧れないと。本物の魂であろうとしないと。
……と思ってもまたすぐ元通りになるんだろうなあ。


荒々しくて鮮烈になりたいって穂村さんが言ってた。
オレは自分がどうなりたいとかってろくに考えてこなかったな。その場その場で苦しくない人になりたい、でもなるべく今のままでずっとなんとかならないかなって感じ。背骨も曲がるわけだ。


ブルーハーツなあ。高校の文化祭かなにかで「トレイントレイン」歌ったことがあった。ほんものを動画でいま見た。
いくつか動画を見たけど、毎回ちがう動きをしまくっている。
千回やってきたことであっても、今のこの一回をそのなかで最高のものにしようとする、し続けること。







ブックマーケットの中山店ってとこに行ったんです。地図のアプリつかって。ちゃんと行ってこれた。

地図のアプリだと、この店は星一つの評価になっている。理由は、態度の悪い店員がいるからだそうだ。

オレの会計をしてくれた店員がその星一つの要因にあたる人なんだろうかとなんか意識しちゃった。独特だが、悪い人には思えなかった。

店の電気がひとつ切れかけていて点滅していた。男がうっとりと女を誘惑するような歌がずっと流れていた。クサいセリフとキスの音が入るような曲。


昭和萬葉集が全巻セットで900円だった。信じられない価格設定だ。でも持ち上げるのが難しいほど重いしでかいしでやめた。これをすべて読めるのだろうかというプレッシャーも含まれて、よけいに重い。生きて持って帰れるのか。
トルストイの「人にはどれほどの土地が要るか」という話を思い出した。

ゲームのキャラが「おぬしの力を見せてみよ。私と闘って勝ったら力になってやろう」って言うけど、昭和萬葉集全巻の重さはきっとそういうものだ。
持ち上げられないわけではないが、持ち上げようとすると、
「これを持ち帰れるだろうか」
「これを部屋のどこに置くのか」
「実際どれだけ読めるのか」
などという重圧が襲ってきて持ち上げられなくなる。

オレは負けた。
こころざしのある人は、行って買うとよい。







「小田嶋隆のコラム道」読んだ。
おもしろくて一気読みした。あとで線を引いたところをまとめて記事にする。







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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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