ネットプリント「短歌の本音」を読んだ

配信終了してしばらくたつが、ネットプリント「短歌の本音」を読んだ感想を書く。


コンビニでこのネットプリントをだしたら12枚あって240円かかった。こうなるとネットプリントは安い安いとばかりは言っていられなくなる。
ネプリだから安いのではなく、今までのネプリが量のすくないものばかりだったのだ。
……と書いたんだけど、評判をしらべていると120円だという話がでてきて、出力の仕方を間違えたことに気づいた。



「短歌の本音」は、男性歌人が何人かで短歌がうまくなる方法や、短歌のつくりかたについて書いているネットプリント。



中牧正太さん笛地静恵さんは総合誌の一ページみたいな内容。秀歌鑑賞や偉大な歌人の発言紹介はいろんな依頼に対応できる。
太田青磁さんみたいにアンケートをつかってすすめるやり方もいろんな依頼に対応できる。
要するに、オレは彼らから書き方を盗もうとしているのだ。もしこのテの依頼がきたらどう料理したらいいものなのかと。


でも太田さんは歌人の名前の表記に間違いがって、そこでがっかりした。
人はだれでもミスするものだが、枡野浩一さんの枡野を桝野と書くのは本人が強く嫌がっているので特にやっちゃいけないやつだ。
ご本人は丁寧なお詫びツイートをしていた。その姿勢は大事だ。

入門書が四択ってきびしいな。加藤治郎さんなら「短歌レトリック入門」も出てるし、俵万智さんなら新書も出している。山田航さんの「桜前線開架宣言」があったらどれくらい票がとれたか。
それとも、本がどうというよりは、影響力のある歌人四人の支持率の計測なのか。
実景とフィクションについてのアンケートは3の「実景重視」をえらんだのを記憶している。


篠田くらげさん牛隆佑さんは質問自体、依頼自体にいろいろ言っている。くらげさんは「渋い顔」が、牛さんはタレント本みたいな頻繁な太字がおもしろい。
問いつづけること、やめないこと。そのとおりだろうけど、その向こうを見たいと思うのは欲張りだろうか。
これらは真面目なまっとうな解答だが、まっとうなものには「そうでございますね」以外に言うことがない。
「筋トレすればうまくなる」みたいなトンデモ理論の人がいてもよかったが、もちろんないものねだりだ。でも、もうちょっとビックリしたかったかなー。
短歌の「本音」っていうもんだから、つい裏技や隠し技を期待してしまった。


残りのお二人については、申し訳ないけど読み通せずに途中で飛ばしてしまったので感想はありません。
自分が歌人だからといって歌人に無理して付き合い過ぎないようにしようと思ってます。目をすべらせてざっとは読んでます。


読ませる力って大事だなと思う。
締切がうんぬん、
テーマが難しくてうんぬん、
実は何も考えてませんうんぬん。
言い訳みたいなのがあると読む気が減退する。
自分が適任でないと思ったら適任と思う人に仕事をゆずる、とある歌人は書いている。そういうことができてもよい。もちろんチャレンジも大切だし、これもその結果なのだとは思うけれども。



正岡豊さんの

昨日配信の枡野浩一さんのメルマガで散文のうまさ、について書いてるところがありました。上手い下手ってのもあるけど、「私はこれでお金を貰っている」あるいは「これで食べている」みたいな感覚のあるなしも、私は割と感じたりしますね。
というツイートをここに置いておきたい。


以上が「短歌の本音」に対するオレの本音です。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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