膝蹴りを暗い野原で受けている世界で一番素晴らしい俺/食器と食パンとペン

http://syokupantopen.jugem.jp/?eid=2217

膝蹴りを暗い野原で受けている世界で一番素晴らしい俺(工藤吉生)

というオレの短歌に、安福望さんがイラストをつけてくださった。また、ブログ「食器と食パンとペン」で歌にコメントしてくださった。

ありがとうございます。
何度かイラストにしていただいてるんだけど、そのたびに、枕元のクリスマスプレゼントに気づいた12/25の朝みたいな気持ちになる。







オレは実につまらないことを気にしているんだけど、この短歌だけほかの短歌にくらべて「いいね」と「リツイート」が少ない。
今年にはいってから、「食器と食パンとペン」さんのアカウントでツイートされた短歌と絵は、どんなにすくなくとも
60リツイート/340いいね
以上はついている。
ところがこの短歌は
42リツイート/287いいね
で、だいぶ低い。
ただの数字だからいいけど、オレの短歌って自分が思ってるよりみんなにウケない、わかりにくいものなのかもと思った。






イラストを見てると、「膝蹴り」と、「素晴らしい」の解釈がむずかしい絵かもしれない。

右側の獣のようなものが膝をついている。蹴りをくらったからか。左側は天使のような羽根をもっている人だ。天使としておこう。

天使が「素晴らしい」ということなのか。いやそんなはずはない。膝蹴りをくらった「俺」が素晴らしいんだと歌は言っているのだ。

この天使はどこからきたのか。天使が膝蹴りをしたのか? 天使は実は暴力
的なのか。まさか。

それとも、これは両方とも「俺」なのか。膝蹴りされた俺と、素晴らしい俺なのか。

あるいは、膝蹴りされた後の「俺」のところに天使がやってきて、または心のなかにいる天使的なものが、「君は世界で一番素晴らしいんだよ」と告げているんじゃないか。ああ、これがここまでで一番しっくりくる読み方だな。

暗い野原の表現はよくわかる。円形になっているのが、閉じ込められて逃げられないようでもあり、夢か記憶のなかのことのようでもある。





この短歌に関しては、こういうのもある。

短歌を画で評する#膝蹴りを暗い野原で受けて https://t.co/pI12BQoH2c

猫丸頬子さんがオレの短歌でおもしろいことをしてくださった。複数パターンがあるのがさらに楽しい。





この短歌は「うたの日」というサイトでの歌会に出した歌。歌会の結果と、この短歌に寄せられたコメントはここから見ることができる。

http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=470c&id=27





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んじゃまた。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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