田山花袋『田舎教師』を読んだ

田山花袋『田舎教師』読み終わった。
田舎の教師が文学や音楽での活躍を夢見ながら、絵や植物にも親しむが、けっきょく田舎の教師以上の何にもなれずに貧しいまま病死する。

遊郭で借金してまで遊ぶところが一番どきどきした。経済があやうくなるし、孤立していくし、あれが続けば大変だった。はやくダメになったのは幸いではないか。ここだけ輝いていたようでもあるけど。

友人が終始いて、まわりはみんないい人ばかりだ。いい人ばかりだから余計に結末が悲惨に見えるのか。貧しさに負けた。


病気ではやく死んだのが惜しくて、これさえ乗り越えられれば、これ以外では彼は彼なりに幸せだったようにも思うが、どうだろ。

戦争で勝ってると国内がどんなふうに喜びに湧くのかがわかった。
昭和天皇の誕生など、その当時のことがよく描かれていた。
仲間で明星に熱狂したり、短歌をつくったりもしていた。
「音楽の友」が出てきたのに驚いた。そんな昔からある雑誌なのか。



まあねえ。オレの短歌もなかなか一進一退で、うだつがあがらないからねえ。こんなふうに花咲かず終わるのかもなあと思うと、他人事ではない。田舎だし、貧乏だしねえ。



んじゃまた。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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