★ベストふぁぼ短歌2015★  ツイッターでつぶやいたら反響の大きかった短歌26首

【ベストふぁぼ24首】  ツイッターでつぶやいたら反響の大きかった短歌 : ▼存在しない何かへの憧れ https://t.co/otQc1rKpuB

という記事を以前書きました。

つまり、もっともふぁぼが多かった歌の上位24首をまとめたのです。2014年11月29日の記事なので、ほぼ一年前になります。一年のあいだに「ふぁぼ」の星が「いいね」のハートマークになったりと変化もありました。



先日ツイートした千種さんのビデオの歌

あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の/千種創一「認めることの雪について」

が22ふぁぼ(22いいね)になりまして、オレのつぶやいた短歌で最もふぁぼ(いいね)がついた歌になりました。更新であります。



それ以外では

朝の階のぼるとっさに抱かれき桃の缶詰かかえたるまま/川口美根子

が12ふぁぼで入ってきています。
それから、前回★18だった中山さんの歌が★21まで伸びています。


さっき貼った記事を書いてからちょうど一年経ちましたが、一年間での変化はこの二首であります。

一年でこんだけ短歌をつぶやいて、10ふぁぼ以上が2首というのは、まあ……うん。オレだからですね。



というわけで(気を取り直して)、ベストふぁぼ24首の2015年版、ベストふぁぼ26首は以下の通りです。



▼▼▼▼▼▼



今までオレはツイッターでたくさんの短歌をツイートしてきました。一万首以上はツイートしているのではないでしょうか。
その中で、特に「ふぁぼ」、つまりお気に入り登録の多かった歌をまとめてみました。Favstarというサイト等を使いました。モレはあるかもしれませんが、調べられるものは調べました。

10ふぁぼ以上のものをここでご紹介します。




★10

飛び降りて死ねない鳥があの窓と決めて速度を上げてゆく午後/木下龍也


自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった/仁尾智


君水金地火木土天海冥僕くらい離れて廻る教室/田中ましろ




★11

風船を見上げるようなお別れをしました(やくめは終わったのです)/飯田彩乃


逢えばくるうこころ逢わなければくるうこころ愛に友だちはいない/雪舟えま


この人の頭の中の暗がりを傘さして歩く どうしたらいいのだ/河野裕子


思い出を捏造したくなるような桜吹雪に一人で立って/檀可南子




★12

消しゴムの角が尖っていることの気持ちがよくてきさまから死ね/加藤治郎


もうダメだおれはこれから海へ行くそしてカモメを見る人になる/瀧音幸司


さよならだ 揺れていたいか海としてそれとも海の残像として/小林朗人


花びらを涙と呼べば花びらはあとからあとから流れるばかり/飯田彩乃


朝の階のぼるとっさに抱かれき桃の缶詰かかえたるまま/川口美根子




★14

さようなら さよなら さらば そうならば そうしなければならないならば/枡野浩一


た行しか知らぬ私は「土」と言う あなたのために「好き」の代わりに/大嶋航


もういちど逢えるかもと思ったとたん砂丘を車輪が転がってゆく/魚住蓮奈


どうしようオレに天使が舞い降りたそして始めた受胎告知を/工藤吉生




★15

後ろからめくれば君に逢う前の世界へ戻ってゆく紙芝居/鈴木晴香


鎌倉で猫と誰かと暮らしたい誰かでいいしあなたでもいい/佐藤真由美


おれたちは違反速度で駆け抜けた。それが教習コースと知らずに/中山俊一


のぼり坂のペダル踏みつつ子は叫ぶ「まっすぐ?」そうだ、どんどんのぼれ/佐佐木幸綱






そしてベスト5首はこちら!!


★16

春空はクリームシチュー。具になって哺乳類みな二度寝するべし/飯田和馬




★19

敗北は突然にきて妹に食べられちゃったプリンそっくり/松尾唯花




★20

あのおんなの産んだ子どもも人間のかたちしていることにふるえる/津和歌子




★21

そんなもの捨てろよお前を苦しめた以下同文の表彰状を/中山俊一




★22

あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の/千種創一







以上です。若い歌人の歌が多いです。
★の数というのはフォロワー数やツイートされたタイミングでも変化しますから、ナマモノです。遇然の結果とも言えます。
オレがつぶやいて★10だった歌が、ほかのbotからつぶやかれると★100以上ついていたりして、自分の影響力のなさを感じました。

短歌ではありませんが★22の詩歌があったので、それをご紹介してこの記事を終わります。これは、矢野顕子さんにリツイートされて★が伸びました。




★22

点滴ポールに
経管食
生き抜くと
いう
旗印

/岩崎航






んじゃまた。 
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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