発売中の総合誌に載っているオレの歌まとめ

オレは総合誌に投稿しています。2012年の春からです。



昨日発売の「歌壇」の「読者歌壇」で特選をいただきました。「特選には粗品贈呈」の粗品が気になります。
現代短歌は佳作。ここはいつも佳作どまりで、手ごわいです。
これで角川短歌、短歌研究と合わせて、ひさしぶりの四誌同時掲載になりました。

以前はNHK短歌と合わせて5誌掲載だったこともあります。その時よりも成績は良いのでひそかにひそかに喜んでいます。載るだけじゃなくて、できれば上位に載りたいので。



今日はその四誌の歌をくわしく紹介しましょう。




【1】短歌研究2015年10月号


「短歌研究詠草」
2首 佐佐木幸綱選

セミの声がかなり近くで鳴き始めそれを探してみる気にさせた/工藤吉生

セミの声高ければ夏、低ければ千年つづくお経のようだ/工藤吉生


「うたう☆クラブ」
佳作☆つき 加藤治郎選

全体に黒っぽい日で小松菜をいきなり振り回したくもなる/工藤吉生




【2】角川「短歌」2015年10月号


「公募短歌館」
香川ヒサ選 特選

屋根の上にソーラーパネルを置いている家の子供の歯科矯正具/工藤吉生

[評]
「ソーラーパネル」と「歯科矯正具」、この組み合わせの発見に鋭い観察眼がある。その家でどのような家庭生活が営まれているのか、全てが見えてくるようだ。しかも四句目までが五句に係っており、それが子供に係るプレッシャーを象徴している。



加藤治郎選 佳作

どうしても勝てない敵と戦ってドサと倒れる ではまた明日/工藤吉生




【3】現代短歌 2015年11月号

「読者歌壇」
阿木津英選 佳作

古書店はバイクショップになっていて古書の匂いももうしてこない/工藤吉生



【4】歌壇2015年11月号

「読者歌壇」
安田純生選 特選

追い越していいよっていうスピードに落としてあげてもうだいぶ経つ/工藤吉生

[評]
「もうだいぶ経つ」のに、後ろの車が、いっこうに追い抜こうとしないので、なぜかと思っている。「落として」ではなく「落としてあげて」とあるので、相手のためにスピードを落としたのにという思いが強調されている。もしかしたら後ろの車は、何か目的があって、ぴったりと張り付いているのかもしれない。








印象としては、
「短歌研究」は出せば載せてもらえるので一番ゆるいんですが、上位にいくのは簡単ではないです。
「現代短歌」は選者が変わっても佳作どまりで、ボツも多く、オレにとってはなかなか難しい場所です。
「歌壇」は一首ずつしか出せないのでプレッシャーがあります。
角川「短歌」は四人の共選で選者がよく変わるのでカラフルな印象です。一番わくわくするのはここです。


以上です。
んじゃまた。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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