NHK「音楽ファンタジー・ゆめ」を振り返る

NHKのテレビ番組「音楽ファンタジーゆめ」をYouTubeで全部見た。後半だけだけど。
昔毎週録画してたんだけど、二期の途中から見なくなったんだ。中島みゆきやラジオが面白くなったからだろう。
コンピューターグラフィックとクラシック音楽を合わせた5分番組。90年代に放送された。




オレも見なくなるわなあと思うようなつまらないやつが二期ではいくつか続いた。でもまた盛り返したように思う。

昔みたいに無心では見れないなあ。どういうCGアニメーションが面白くてどういうのが面白くないかとか、元のクラシック音楽との違いとか、20年経ったいま同じような番組をやったらどれだけいいものを作れるんだろうとか考えていた。


CGでは人間を作りづらそうだったな。人間を出すと浮いてしまう。動物にしたり、図形にしたほうがうまくいく。
抽象的なのが面白かった。図形が変化するようなの。透明人間というアイデアもあった。
物語性の強いやつは、普通のアニメでいいような気がする。それでもキャラクターが死んだりすると心が動いたりする。







いいなと思ったのは中川佳子さんという方のCGアニメーション。カノンとかモーツァルト交響曲第40番は前から好きだったけど、見てない作品を今回見れてよかった。
緑とか花とか、自然がよくでてくるのが特徴かな。

"音楽ファンタジーゆめ カノン(パッヘルベル)" を YouTube で見る https://t.co/kO5VKYshh1






あと、昔何度見ても気づかなかったことに気づいたりもした。「愛の夢」で二匹いたキャラクターが途中で一匹になっていて、もう一匹の死を暗示していること。悲しい。

"MFD #36" https://t.co/OEGHiOhKbA リスト 愛の夢

セリフがないんだよな。クラシック音楽にかぶさっちゃうから。だから動きで説明したり、工夫されている。







ベートーベンの「運命」のボクシングの面白さも。一度両腕をブラーンとして油断させてからとどめをさしているところに気づいた。勝負がついても「タタカエ」「タタカエ」と言い続ける脳がグロいな。ここまでバラバラにされても脳だけは敗北を認識していないという。

"音楽ファンタジー・ゆめ 1-13 運命" https://youtu.be/CAqMJUG6D30






でも第一回のトルコ行進曲は何度見ても見事だ。第一回にしてほとんど最高に近いものを出してきたといえるのではないか。スピード感、色彩、音楽と映像の連携、中身が濃い。まったくすばらしい。

"音楽ファンタジーゆめ:トルコ行進曲(モーツァルト)" https://youtu.be/X5wUOezeeZc







でも一番繰り返し見たのは田中秀幸さんのこれかもしれない。
"MFD #30" https://t.co/zQkkF1ntfX

チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」
建物が伸び縮みするとか、独特な世界だ。







調べてみると、トラウマになったという人の多さに驚く。これは出会った年齢によるのだろう。オレはもうそのころは中学生だったし、なんともなかった。
野菜のオーケストラのアニメが昔は面白かったけど今は恥ずかしい。後半だけでいい。


この番組でクラシック音楽に興味をもって、そこから「名曲アルバム」も録画したり見るようになった。それからFMラジオを録音して聴いた。クラシックはずいぶん聴いたし、「音楽ファンタジー・ゆめ」はオレの人生の数パーセントは動かした番組だ。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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