門谷建蔵『岩波文庫の赤帯を読む』の思い出




オレは二十代前半のころは岩波文庫をよく読んでいまして、門谷建蔵さんの「岩波文庫の赤帯を読む」という本をブックガイドとして活用していました。

岩波文庫の赤帯とは、海外文学です。
「岩波文庫の赤帯を読む」では、長さ別に出久根さんがランキングを作っているのです。オレはそれを書き写して、読んだら色を塗るということを十年近くやっていました。

「岩波文庫の赤帯を読む」喜劇、悲劇、その他戯曲、掌篇、短篇 http://t.co/PUpeXFlOPQ

例えばこの画像のような感じです。色がついているのは読んだ本です。
喜劇ベスト11の1位はアリストパネース「アカルナイの人々」2位はゴーゴリ「検察官」3位はモリエール「タルチュフ」……という具合です。

有名な作品でもつまらないと一刀両断するのがおもしろくてよく参考にしていました。

「岩波文庫の赤帯を読む」中篇、長篇、大長篇、大々長篇 http://t.co/6MZbbejWAN

また、その続編「岩波文庫の緑帯・黄帯を読む」では日本文学のランキングも作ってました。これもオレは書き写してました。

「岩波文庫の緑帯を読む」掌篇、短篇、中篇、長篇 http://t.co/JYAlgscAqf


いろんな色が塗ってありますけど、黄色は1998年以前に読んだという意味で、黄緑は1999年に読んだという意味です。2000年が水色、2001年が青、2002年が紫、という具合です。

でも後からわかったんですけど、オレの面白いと思うものとこの方の感じ方にはだいぶひらきがあるようでした。

例えば掌篇だったら、ディケンズ短篇集の28位と、ガルシン「赤い花」24位は納得いかない。もっと上だと思う。
中篇の「プラトーノフ作品集」27位も、もっと上にいてほしい。
みたいなね。でもそれは誰がやってもそうなるでしょう。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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