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【27/36】香川潤子『歌集 流天雨色』を読んだ


【27/36】
香川潤子『流天雨色』。角川書店。第二歌集。1996年。青天叢書第40篇。

1ページ2首の205ページ。福島生まれで住所が仙台になっている。「詩歌」を経て「青天」所属。松坂弘さんの帯文と解説がある。



やっぱり歌集っていうのは1ページ3首が圧倒的に多いね。2首だとだいぶゆったりと、4首だとぎっしりした印象になる。
あと、歌歴の長い人だと結社を移る人が多いね。一筋に、とはなかなかいかない。終刊によりやむをえず移るケースが多い。




耳底に言葉たたみて夕早く凍りはじめしぬかるみを越ゆ/香川潤子『流天雨色』



園閉じし真夜のブロンズ像たちに射す月光を思いておりぬ/香川潤子『流天雨色』



すり減りしマンホールの蓋踏み帰る困憊の身に日脚の早き/香川潤子『流天雨色』

→「すり減りしマンホール」に「困憊の身」が響きあっている。



いやはやむずかしかったです。花とか鳥とか宗教とか、それといわゆる「歌ことば」が満載で。どうも「歌ことば」的なものに食指が動かないんだよなあ。興味持ったほうがいいんだろうなーって思うけど。気取りや回りくどさを感じてしまう。いつでもどこでもってわけではないんだけど。



この本おわり。




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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。
2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

「未来短歌会」所属

Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)

第61回 短歌研究新人賞 受賞(2018年)

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