橋本治『桃尻語訳枕草子』~林望『リンボウ先生のうふふ枕草子』~濱田浩一郎『超口語訳 方丈記』


橋本治『これで古典がよくわかる』~『桃尻語訳枕草子』 : ▼存在しない何かへの憧れ http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52191464.html

のつづき。
サブのブログ「くどうのぬらっ日記」
に五月下旬に書いたものから手直ししながら抜粋する。









桃尻語訳枕草子は100ページくらいでつまらなくなってきた。
読みつづけられるか不安になっていたが、今日読んだところはおもしろかった。

第二十五段「イライラするもの!」
「・硯に髪が入ってすられてんの。あと、墨ン中で石がキシキシってきしんで鳴ってんの。」


ってところはよかった。
ほんとに長い髪だったんだなと思うし、硯に墨をすってる感じがよく出ている。
いいと思うと原文も気になってくる。

和歌を送っても返歌がこないとがっかりするとか書いてある。そういうのなら面白く読める。
貴族の地位の話、服装の話がつづくと退屈する。

あと、この桃尻語の口調にまだ慣れない。オレだって80年代を10年まるごと生きてたはずなんだけどなあ。遠く感じるなあ。







桃尻語訳枕草子を少しずつ読んでいる。

今日おもしろかったのは、笏が変化して扇が生まれたという話。


http://www.kariginu.jp/kikata/2-1.htm
調べてたら出てきたサイト。いま読んでる本はかんたんな挿し絵しかないので画像が参考になる。
笏はメモ帳として使われていた。
「笏だけではメモ欄が少ないという理由からか、薄い檜板を糸で綴って扇の形にした」








桃尻語訳枕草子の上巻を読みおわった。このシリーズはこれで終わりにすることにした。買ってあるけど下巻は読まなくていいや。

平安時代にちょっと興味を持てたのがよかった。日本のこんな古いものを読むのは、はじめての体験だった。いい体験ができた。橋本さんのおかげだ。


でもやっぱり桃尻語が無理だよ。これのおかげで読めはじめることかできたんだけど、結局これに付き合いきれなくてやめる感じだ。
何度も言うけど、古いんだよ。「ヤバイ」はおろか、「超」も「マジ」もないようなものを若者言葉とはもはや言えないんだよ。桃尻語も、古語になってゆくことを避けられない。いやむしろ、こういう言葉ほど古くなるのが早い。
それに、男性が訳してるのを知ってるから、女っぽい口調のむこうがわに男が見えてしょうがない。

多少興味はあるので、次はもっと落ち着いた訳で読んでみたい。







このまえは桃尻語訳枕草子を読むのを上巻で打ち切ったことを書いた。
今日は
林望『リンボウ先生のうふふ枕草子』、
橋本治『絵本徒然草 上下』、
濱田浩一郎『超口語訳 方丈記』

を買ってきた。

あとになって、枕草子と徒然草と方丈記が日本の「三大随筆」と呼ばれているのを知った。興味があるのを買ったらたまたまそうなったんだけど、そうかオレは随筆を読みたがっていたのか。

『うふふ枕草子』は落ち着いたふつうの訳で読みやすい。解説も丁寧。抜粋だけど、分量はまずはこれくらいがいいかなあと。

『超口語訳 方丈記』は短い。190ページだけだ。これで全部? と思ったら、ほんとに全部だ。三大随筆のなかで方丈記だけは短くて、これだけが青空文庫に入っている。
訳の濱田さんという人がオレより年下だった。それでいて、ものすごい数の著書がある。オレはうかうかと年取ったなー、とまた思った。







"【ゆっくり歴史解説】日本史解説vol.5「平安時代中期」"
https://youtu.be/GwLcbwKcoHE
このシリーズを見ていた。



枕草子について読んでて、平安時代とその前後について知りたくなって動画を探した。試験対策の解説があるけど、もっと普通に知りたい人のための解説っていうのはなかなか少ないものだ。

「ゆっくり」についてはよく知らないんだけどこの動画解説はおもしろくていくらでも見れる。勢い余って江戸時代まで見てしまった。

以前は「やる夫で学ぶなんとか」っていうのが流行ったけど、いまは動画でもっと簡単に見れる。いいね。楽しんでいこう。







『うふふ枕草子』を読みおわった。


『超口語訳 方丈記』半分くらいまで読んだ。現代を生きるために古典を読む、というスタンスが強くでている本だ。オレはなんのためとは決めずに、ただ古典を読みたいから古典を読みたい。







『超口語訳 方丈記』を読んだ。
解説がいちいち前に出すぎるとか、歌を引くときに元の歌を引かずに訳されたものだけ出してくるとか不満はあるけど、この価格でこの親切さならかなりいいんじゃないでしょうか。おすすめできます。


枕草子、方丈記ときたので、次は徒然草にいく。いまは古典のやさしい親切な本がいろいろあるので、そのあたりを読んでいきたい。
今になって池澤夏樹さんの文学全集の『枕草子 方丈記 徒然草』を本屋でみかけて気になってきた。





今回はここまで。





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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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