ぬらっ。うたらばブログパーツに採用されました/ 「魔の山」二回目

ぬらっ



二件投稿した。ダ・ヴィンチ「短歌ください」と短歌研究「うたう☆クラブ」。
特に後者は、相手が斉藤斎藤さんだと思うと自分に厳しくなる。出す歌に悩んだ。一度五首すべてそろえてから全部取り止めたりもした。








「未来」二月号に掲載された歌が、第90回のうたらばブログパーツ「無」に採用された。二重投稿がOKなので結社誌の歌を出したりしている。


すべり台を寝そべりながらずり落ちる君たちの無限の可能性/工藤吉生




投稿956首中37首に入った。二回つづけて採用。うむ満足。
第1回は投稿55首の採用11首だったのを考えると、うたらばもでかくなったよなあ。
オレがはじめて採用された第26回は投稿237首の採用18首だった。
採用率は最初は20%で、そこからわりと早く5%ほどまで下がり、今は4%くらいというわけか。

今まで25首採用していただいた。まる四年のお付き合いだ。






「未来」の話だけど、10首中8、9首も載ると、それらは「許容範囲」という程度なのか、そこそこ良いのか、ほんとによいのか、よくわからんなあ。結局は自分で判断しないと。







「魔の山」を読む、2回目。これはあとでメインのブログにまとめるかも。



トーマス・マン『魔の山』10%ほど。
主人公カストルプはサナトリウムでの最初の夜を過ごした。隣の部屋で日夜猥褻な物音がすごくてカストルプはうんざりする。
食事のたびに食堂に人が集まる。そこで多くの登場人物の様子が描かれる。

医師ベーレンスと初めて会い挨拶する。ベーレンスはおしゃべりで、カストルプの貧血を指摘する。安静と、毎日の検温をカストルプに申し渡す。
「患者となるのにも才能を要しますからな」「検温はなんの副作用もありませんからな」「せいぜいご愉快にね」

山道で散歩しているとすれ違った女性からひゅうっと奇妙な音がしておどろく。これは肺からそういう音を出していて、人を驚かしている。
「片肺クラブ」と称する患者たちのグループがある。

アクの強いキャラがいろいろ出てきてにぎやかになる。
イタリア人紳士ゼテムブリーニはおしゃべりな文学者で毒舌。患者を退院させない医者のやり口の一部始終、婦長のうわさ。
気難しく無口で重病のブルーメンコール、言い間違いばかりしているシュテール婦人ほか。

主人公の様子がだんだん変化してくる。好きだった煙草が旨くなくなってきて、朝が起きられなくなり、舌がもつれ、心臓の鼓動に違和感がでてくる。寝ることが楽しみになってきている。

健康的で前途洋々といった主人公だったが、100ページでだいぶ変わってきた。まだ先は長い。
長い小説を読んでいて面白いのは、途中でなにかもかも解決してしまうときだ。まだまだページはあるのにここでうまくおさまってしまったら、この先どうするんだ? と変な心配をしてるのが楽しい。

こんな速いペースで悪化していくとカストルプ君は一体これからどうなってしまうのか、心配だが楽しみでもある。

逆に、いろいろ危ないまんまで最後の方まできちゃって、残りわずかなページでどう終わらせるのか心配するような面白さもあるなあ。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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