2012年の短歌生活を短歌とともに振り返る

今年はいろんなところで歌が選ばれたり、いろんな方に歌を見ていただけて、本当にありがたかった。


1月から「うたらば」に投稿した。9首採用していただき、さらにイベント「集」での歌にもけっこう票をいただけた。

プロ野球選手のシールを集めるがG.G.佐藤ばっかり当たる



3月に「短歌研究」を買いさっそく投稿し始めた。ここには今年22首載りました。うたうクラブが7首、短歌研究詠草が13首、新人賞予選通過で2首。
それから角川「短歌」も買うようになったけど、こちらは厳しく4首。



3月に「ドラえもん短歌2011」に3首が入選。ドラえもんブックカバーをいただいたんだけど、それがオレにとって初めて「短歌でモノをもらった瞬間」だった。

もし君が
石ころぼうし
かぶっても
僕は見つける
君だけを見る




4月には山本まともさんが「くどう祭り」としてオレの短歌を数首とりあげてくださった。こういうのは本当にうれしいし、忘れない。


4月から「うたつかい」に参加させていただいた。合計30首載せていただいた。



4月には笹短歌ドットコムにも参加したけど、一首どまり。

表現ができていないと止められるピアノの鍵盤ひとつ押すたび



4月にダヴィンチ「短歌ください」に送り始めて、8月に載った。家族に見せて自慢した。猫の短歌だが、猫のアリス現在1歳1カ月には見せてない。

このオレの入浴シーンを謎として見る猫アリス牝7ヶ月



5月に「ぬらっ」という挨拶を始める。


5月は新人賞に挑戦した。まあ、挑戦しただけになった。

太陽は西に沈んだ まだ空に残る黄色い場所だけを見る



短歌研究の「うたうクラブ賞」いただき、「賞」の一文字に酔う。小さくとも賞はよいものだ。なみの亜子さんからこれをいただいたのが後の「塔」入会の伏線になる。

ヒョウ柄の強そうな人を後ろから見ているオレの柄はチェックだ



6月にはまともさんの「一時間歌会」に参加した。これが最初の歌会か。でもツイッター上の歌会と実際にやる歌会はぜんぜん別だ。

黄色地に赤く書かれたノーライスノーライフの文字田畑にぽつり



7月はなんといっても天下一短歌会だな。記憶の中ではめくるめくイベントだったんだけど、ユースト見るとそうでもない。自分の声が恥ずかしいばっかりだ。
旅行ともからんで、今年もっとも熱かったのが天下一短歌会だな。間違いない。

玉将の駒に手足の生えし人前に歩めり東京マラソン



8月に「塔」に入会した。それでもいまだに一首も載ってない。こういうのは時間がかかるものだ。
短歌を始めて1年になったこのころから啄木や塚本など上の世代の歌を意識して読むようになった。



9月に「工藤吉生」になった。くどう→くどうよしお→工藤吉生と変化して、もう変身は残していない。
これ短歌になるな。

くどうから工藤吉生に切り替えてもう変身は残していない

名前をかえたのは二回とも短歌関連だった。
まず、短歌を投稿し始めてからちゃんとした名前が欲しくなり名字をつけた。
それから、結社に入るときにひらがなでいづらくなって漢字にした。


9月からは「歌壇」も買い始めた。でもここの読者歌壇には投稿しない。



10月には短歌研究詠草で準特選になり、いやっほうってなる。年末にでる年鑑の歌人名簿に載せてもいいかという手紙が来た。来年載るかも。そしたら自分の名前のために年鑑を買うんだろうなオレは。


11月には角川短歌ライブラリー刊行記念「わたしの一首」大賞をもらった。賞はいいが「大賞」はもっといい。なにより、これは二度とないかもしれないレアな賞だ。
改変されて(一字あけがつぶされて)いたり、ほかの応募作品がいまひとつだったりしてムムムとなったが、立派な楯をもらって満足した。
誌面であんな小さな扱いなのに「大賞」っていうのもなんなんだが……自分のもらった賞ならば立派な賞だと思いたい。

小さな子小さな足をのせている小さな車いすはゆっくり



12月は仙台で歌会をやったのが大きなイベントだった。作品から抱いていたオレの勝手なイメージとは違って黒瀬珂瀾さんはパワフルな人だった。

身長の計測機器に寄り添えば頭にしかと手のひらが乗る



12月は歌会たかまがはらへの初参加もあったな。11月にスマホにしてユーストを見るようになったんだが、うずめさんが男性だと知ったのはスマホがもたらした驚きの一つだ。

ブロッコリー並べるオレに歯の抜けた話始める少年がいる



こうして見ると、この1年はオレがいわゆる「ネットや雑誌で短歌の投稿とかやってるあの界隈の人」として出来上がっていく過程のようだ。一丁あがりという感じだ。来年からは結社誌に短歌が載るようになる。そのあたりから何か変化があるかどうか。

来年のこととか、言っても言ったとおりにならないし、予想しても当たらないしそれ以前に予想したことを忘れている。よい1年になりますように、と願う。
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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