千葉聡「飛び跳ねる教室」内容と感想

千葉聡「飛び跳ねる教室」





亜紀書房、1575円。中学校・高校の教師である千葉聡が綴るエッセイと短歌。





以下、ツイートまとめ。赤字は短歌の引用。





千葉聡「飛び跳ねる教室」を立ち読み。短歌研究でこのあいだ知ったばかりの歌人。短歌と文章のバランスがいいし、こういう3年B組金八先生みたいな世界観ってたまらなく好きだ。まぶしい。立ち読みでグッときたので購入。衝動買い。





千葉聡「飛び跳ねる教室」読み終わった。いい本だなあ。中学とか高校とか、あの頃は良かったなあ。

オレの中2の担任が国語で授業面白くて髪薄くてメガネで吹奏楽顧問で、名字と名前2文字づつに略されたあだ名を持っていて、その先生を思い出しながら読んでた。

久しぶりに本を読んで気持ちよく感動した。


序盤はキモさを認めることで壁を乗り越えるエピソードがいい。





女子たちが連弾をした鍵盤に朝の小犬のようなぬくもり
この小犬は「小犬のワルツ」からきてるのかな。オレの頃は「幻想即興曲」だった。連弾じゃない曲を連弾でやってたりするんだよな。ピアノに激しく憧れたなあ。




この頃は合唱が「旅立ちの日に」なんだな。オレの頃は「大地讃頌」で、これは不動なんだとなぜか思っていたが、時代は変わるものだ。




この本読んでると、あーもう一回中学生やりたいって思う。



高校に受かり黙ったまま俺に強い握手をしてきたKは





空を見るなら放課後がいちばんだ「あこがれ」の「あ」の口をして見る




終盤の卒業式のエピソードが最高にいい。涙も笑いもみんなで共有しひとつになってて、すごく真っ直ぐだ。美しい。




高校に行ったちばさと先生のことを考えながら再び「短歌研究」の千葉聡さんの短歌を見ると、本の続きになっているのがわかる。
『人生っていうのは、たくさんの短歌が集まった一冊の本なんだね。』という81ページの言葉を実感する。短歌とこのようにして付き合い生きてゆくっていいなと思った。



 
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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