2011年9月に作った短歌17首 - 「ような○○」で終わる『ヨウナ短歌』など

2011年9月に作った短歌で、まだブログにまとめてないものをここにまとめる。
普通の短歌と「ような○○」で終わる「ヨウナ短歌」(オレが命名。そのまんまですね)がある。




短歌


慰めてくれる者ない世の壁を 「死ね」「死ね」だけで 埋め尽くしたい




かわいいと思って見てたその直後 不審者扱いされて失恋




明くる日が休みだからと飛び上がり あさって仕事だからと着地



どうしたの どうもしないよ おしえてよ なんでもないよ 脳内で言う



支払いをするためだけに来た街で せっかくだからと飲むカプチーノ




そのへんのゴミを顕微鏡でのぞき意外とキレイと見とれる短歌




ヨウナ短歌
「ような○○」で終わる短歌。




わいせつな落書き隠すためにだけ飾られた絵のような親切



今日の日をしょうもなかったと投げやりに総括してるようなあくびだ



努力する自分を見てる自分へのパフォーマンスのような勉強


読書家ね 頭がいいね 鋭いね 言われたがってるような評論



砂の城うまくできたと教室に持ち込み汚すような変人



言い訳がうまくできない言い訳がうまくできないような恋文



人形に葉っぱの皿の泥だんご食べさせているようなオナニー


壁のしみ3つつなげて目と口に例えてビビるようなオカルト



絶対に反撃しないモグラだけ選んで叩くような賢さ



汚れてる場所を見るのがいやだから咄嗟に作ったような神様


照れながら入れた名前と同じ名がならぶ画面のようなインチキ




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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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