【ジャンル越境】クロスオーバーを語る 《2chクラシック板まとめ》

【ジャンル越境】クロスオーバーを語る





1:ワグネリアン 2010/08/15(日) 18:43:23 ID:0P6a+vM1[12]
今や珍しくもないジャンル越境。クラシック音楽家がポピュラーに
参入したり、その逆にポピュラー音楽家がクラシックに越境したり。
ジャンルの融合止揚を図ったり。
ピアソラみたいな成功例もあれば、悲惨な珍演・迷演も多数あります。
実は長い歴史を持つその興趣尽きない営みについて、語っていきましょう。

3:ワグネリアン 2010/08/16(月) 00:09:43 ID:VJIl73NK[12]
ネタ振りも兼ねて、ちょっとばかりクロスオーバーの歴史を無駄に語ってみます。
もしかしたら間違っているかも知れませんがご容赦のほどを。

1.J・シュトラウス:クロスオーバーの元祖
J・シュトラウス一族こそがクロスオーバーの元祖だと私は思っています。
俗音楽ワルツとクラシックを融合し、今や誰もがクラシックと認めるまでになりました。

2.J・P・スーザ
クロスオーバーの第二陣営として挙がる名前が、アメリカのマーチ王スーザかなと思います。
でもクラシックとしては未だ傍流扱いされていますね。

3.スコット・ジョプリン
ようやくクラシックとして認める人も出始めた微妙なポジションにあるのがラグタイム。
まさにクロスオーバーですね。将来は完全なクラシック扱いを受けるんでしょうか?

9:ワグネリアン 2010/08/28(土) 20:49:35 ID:BUGgzW7X[12]
クロスオーバーの歴史2(クロスオーバーを作りし人々)

4.ジョージ・ガーシュイン
クロスオーバーの代表と言ったらこの人でしょう。元はBut not for meなどの
歌謡曲の作曲者でしたが、一念発起してクラシックに挑戦したことは有名。
クラシックとするにはいささか旋律がポップス臭く、構成もゆるいですが、アメリカなどでは
すでにクラシックと認めてる人もいます。
何と言っても現代にまでつながるクロスオーバーの流れを作った最初の人だと思います。

5.クルト・ヴァイル
ドイツを代表するクラシック作曲家の一人でしたが、ナチスドイツの迫害を逃れて
アメリカに渡り、ミュージカルの作曲を多数手がけた自由人。
今、彼の手がけたミュージカルはあまり演じられなくなっていますが、残念です。

6.エーリッヒ・コルンゴルト
彼はオーストリアを代表していたクラシック作曲家の一人でしたが、やはりナチスドイツ
の侵攻を避けてアメリカに亡命し、ミュージカルと映画音楽を手がけて、今日に通じる
映画音楽のスタイルを作り上げた人です。プレヴィン&ロンドン響の演奏で、再評価
が進んでいますね。


13:2010/09/03(金) 14:09:18 ID:ywm6kLJX[sage]
弦楽四重奏団は機動性ゆえか他ジャンルに出てくる事が多いね。
バラネスク/スミス/ブロドスキーetc.
クロノスSQは中近東民族音楽とのコラボレーションが本格化してきた一方、
彼らをいわゆるシリアスな現代音楽から遠ざける一因であっただろうアルデッティSQまで
ラップの伴奏やユリ・ケインと共演なんてしてしまうのは世も末な感がしないでもない。

14:2010/09/04(土) 00:17:13 ID:POGoakdk[12]
>>13
クロノスカルテットは登場当時はえらく話題になったよね。モンクはともかくジミヘンまで
やるんだから、時代に先駆けすぎていた。結構、風当たりも強かったはず。
今、同じことやっても(同じような企画がありすぎて)話題にもならないだろうけど。
クロノスとナイジェル・ケネディ登場あたりからクロスオーバーが本格化したと、 個人的なイメージを持っている。




15:2010/09/04(土) 18:28:47 ID:QsQVsso8[sage]
スティングはクラシックに興味があるようで
「兵士の物語」のナレーターやったり
ダウランドを歌ったりしてるよな。ダウランドほど時代が古くなると
よりポピュラーな感覚で音楽を楽しんでいたはずだから
クラシックだのポピュラーだのとカテゴリー分けする必要はなくなるとは思うけどね。

16:2010/09/04(土) 19:05:33 ID:3WKieZQm[sage]
>>15
プロコの「キージェ中尉」からの引用がある「ロシアンズ」なんてのもあるな

17:2010/09/04(土) 21:35:12 ID:POGoakdk
>>15
たしかに ラビリンス (スティングのダウランド作品)はスティング入魂の作品だった。
ダウランド自筆の手紙の朗読を入れるというアイデアは見事だったと思う。
遠い時空の彼方にいたダウランドというルネサンス人が急に身近に感じられた。
歌は下手やけど(若い頃より声の張りがなくなっているんじゃない?スティング)、 むしろ開き直ってポップスの歌い方でずっと通しているのがかえって良かったね。
本当に17世紀のポップソングになっていた。これはありだと思ったよ。




20:ワグネリアン 2010/09/17(金) 21:49:14 ID:mDOP8mZS[12]
クロスオーバー人名辞典(知りうる限り)

7.モートン・グールド 1913-1996
最初にポピュラー関係で名が売れてしまった作曲家、指揮者。
タップダンスのための協奏曲を書き下ろすなど、一種の奇才である。指揮者
としてもシカゴ響などを振って評価を得ている。
代表曲は吹奏楽の古典ジェリコやアメリカン・サリュートなど。

8.アンドレ・コステラネッツ 1901-1980
クラシックの名曲を通俗的に編曲して人気を得るなど、いわゆるイージーリスニング
の先駆けと呼ばれる音楽家。
指揮者としても一流で、プレヴィンをピアニストに迎えたガーシュインのラプソディ・イン・ブルー
やピアノ協奏曲へ調は名演と呼ばれている。

9.エルネスト・レオクーナ 1896-1963
実はキューバを代表する作曲家を一人挙げるとなるとこの人になるであろう存在。
キューバのポピュラー音楽を自身のバンドで広めるかたわら、真面目な作曲にも
取り組み、生涯多くの曲を残した。
ポピュラー関係の名声があるために不遇の時代もあったようですが、キューバの国民音楽家
としてキューバ独自のクラシック音楽を築いた存在として再評価が進んでいます。
キューバのポピュラー音楽はポピュラーといえども技術がしっかりしてるそうですが、
その礎にはエルネスト・レオクーナのような存在があったからでしょう。




31:2010/09/28(火) 00:03:22 ID:pJzGojMz
ECM社長のマンフレッド・アイヒャーも人名録に載せてやってくれ。
ジャズとフュージョンで一時代築いたあと、現代音楽とクラシックでも一発当てた。
オレは地味に尊敬している。
本人もBPOコンバスからジャズベースに転身して一人クロスオーバーしてるし。腕の方はどうだったんだ?
セルフプロデュースして、コンバス奏者としてデビューしてくれることを希望!

39:2010/10/26(火) 21:29:23 ID:LT1QPol5[sage]
>>32
ECM社長のマンフレート・アイヒャーですが、
BPOに所属していたとの話はまったくのガセネタ。しかも日本限定のガセ。
出所はECMを日本に紹介した、さるジャズ屋のプロデューサーが勘違いしたのが発端らしい。
アイヒャーは、音楽学校在籍時に、ベルリンのオーケストラの一つ(無名オケ)に所属
してたことがあるらしいのだが、それを勝手に(ベルリンのオーケストラだから)ベルリンフィルと勘違いしたのが真相のよう。
しかし実はベルリンにオーケストラは腐るほどあったわけ。



41:2010/11/21(日) 23:43:00 ID:dUAcw4+J
えーと、ヒリヤードの新譜「オフィチウムⅡ(ノヴム)」を買ったので、視聴結果を。
ざっと視聴した感じではオフィチウム無印にはちょっと及ばないかなと思った。
無印よりもガルバレクのサックスが縦横無尽な感じで、その分、彼の地(でしょう。多分)がより強めに
出てる感じがです。そのためか、無印比べて緊張感が多少薄れているようにも感じます。
ただ、アルメニアの宗教音楽はクラシック王道の地の音楽とは異質な輝きがあり、
面白い。音楽の質は低くないので、買って損はしない作品です。
次はラ・ヴェネクシアーナの ラウンドM に挑戦する予定。




44:2011/01/10(月) 00:12:26 ID:sneIG6Q8[sage]
聴くほうは別に何聞こうが勝手だけど
演奏者でジャンルにとらわれず、とかいって
ちゃらちゃらとタンゴとかやってるやつらって何?
クラシックだけだと飽きちゃうわけ?
って感じで信用できない。

46:2011/01/15(土) 19:21:33 ID:oZeJHQTQ
>>44
たとえば誰?バレンボイムとか?
正直、クラシックの演奏者でクロスオーバーしたものって
痛い奴が多いよな。
まだ、オリジナル(ピアソラとか)を聞いてた方が100倍まし。平均的な
アルゼンチンタンゴにも及ばず、まるでコンチネンタルタンゴになっちゃって
るものとか。
安易な越境は恥ずかしいから自重してほしい。そう、バレンボイムとかね。

47:2011/01/15(土) 23:15:09 ID:oQyNxErG[sage]
確かに。バレンボイムはひどかったな。
記憶から今まで消去していたぐらいだわw




 
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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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