ぬらっ。ワイルドナイツ

ぬらっ。



"J. Haydn - Hob III:6 - String Quartet Op. 1 No. 6 in C major"
https://t.co/e8TbICWwoi

ハイドンの弦楽四重奏曲第六番を聴いた。作品1の最後となる。プレスト→メヌエット→アダージョ→メヌエット→アレグロ。
第一楽章がアウフタクトのついた8分の6拍子なのは第一番の「狩」に合わせているのか。三楽章は終始ピチカートにささえられたヴァイオリンの独奏でやや単調。
と思ったら四楽章メヌエットの主部は、チェロの支えでほかの三人がユニゾンになっている。ほう。四人のハーモニーが聴きたくなる。両端楽章はあっさりと終わる。







Amazonのセールときいて古泉智浩さんの『ワイルドナイツ』買いました。二冊。サマーブレイカーもバッド・キャンディもそうだけど、タイトルがかっこいい。

『ワイルドナイツ』読んだ。おもしろかった。通り魔の部分にドキドキした。
ヘドラの目ってどんなんだっけと思って検索した。なるほどー。
ピンクの胴着を、オカマみたいと思う人もいれば血染めと言う人もいる。そして試合が始まれば関係なくなる。







masunobotから24のツイートを消した。ツイートボットに登録できる上限が700ツイートで、すでに680ほど登録していたので少し減らしておきたかった。
反応の薄いツイートのなかから選んだ。反応あるものは無条件で残した。






迷惑コメントがくるので、なにか設定で対処できないかなーといじっていたら、禁止IPアドレスや禁止ワードを設定できるのを知った。いいねえライブドアブログ。




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毎日新聞と読売新聞(2017.10.16)に短歌が掲載されました

今日は毎日新聞と読売新聞に短歌が掲載されました。



毎日新聞 毎日歌壇 加藤治郎選

マネキンにつるつるあたまよく似合うのっぺらぼうとはだかも似合う/工藤吉生



読売新聞 読売歌壇 俵万智選

引っ越しのトラック停まっている家を出てきて家具が浴びる太陽/工藤吉生






どちらも五首目に載りました。真ん中です。

毎日歌壇は一ヶ月ぶり、
読売歌壇は二ヶ月ぶり、
一日にふたつの新聞に短歌が載るのは八ヶ月ぶり。


新聞に載るとうれしくなるんですが、ふたつに載ると二倍気分がよくなります。

読売と毎日のふたつの新聞歌壇を見ていると、自分以外にも両方の新聞に載ってる方が二人かそれ以上います。特に野上さんと小杉さんはどちらの新聞でも隣り合って掲載されています。仲良しであるかのようです。
みなさんがんばりますねえ。



マネキンの歌は自分でもなかなかいいと思います。



うれしいのでバスタ屋でペペロンチーノを食べました。



新聞に載った短歌のまとめはこちら。
http://t.co/6IYOFlvBhk




以上です。
んじゃまた。

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ぬらっ。二つのいやがらせ……

ぬらっ


"J. Haydn - Hob III:5 - String Quartet Op. 1 No. 5 in B flat major"
https://t.co/3Zkyop4aj0

ハイドンの弦楽四重奏曲第五番を聴いた。アレグロ→アンダンテ→アレグロの三楽章でできている。メヌエットがない。
一楽章は歯切れがよく活発で、ハイドンのアレグロのいいところが出ている。三楽章は「無窮動」というほどではないが細かい音が動きまわっている。







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2010年のスティックシュガーがあったので捨てた。







botの歌の2012年から2015年までのやつを15首くらい削って26首に手を入れた。全くちがう歌になった3首は新作としてしまっておく。
なんとなく変だなと思いながらそのままになっていたのを、ちゃんとした。
2016年のになると今の感覚に近くなる。





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五島美代子『そらなり』を読む  ~とてつもなくさわがしい夢、ほか


歌集。五島美代子の『そらなり』を詠読む。短歌新聞社からでている「現代歌人叢書」というシリーズ。自選で500首くらい入っている。



人気(ひとけ)なき大仏殿の中(なか)にして子を呼びしわが声におどろく/五島美代子



あぶないものばかり持ちたがる子の手から次次にものをとり上げてふつと寂し/五島美代子



病む秋の庭に散らばるどんぐりの実とてつもなくさわがしい夢ばかり見る/五島美代子

→夢がさわがしいのは病のせいかもしれないが、庭のどんぐりの実まで出てきている。こうなると、どんぐりの実ととてつもないさわがしさが、関係しているような、していないような、妙な感じになり面白味がある。



わが子よこの家(いへ)のなかにある不合理はほんの世の中の一部分なのだよ/五島美代子



重態を悟らせじと作りしゑがほがそのまま脱げぬ面(めん)となりしか/五島美代子



ひらき見るわが手のなかに何もなし当然の如く草木枯れゐて/五島美代子

→「当然の如く」は上の句にも言える。なにも持ってない自分と、枯れてゆく草木。流れる時をどうすることもできない。



空が美しいだけでも生きてゐられると子に言ひし日ありき子の在りし日に/五島美代子

空の美しいのも子が生きてゐてこそとかの日言はざりしゆゑ子に死なれしか/五島美代子

→「長女ひとみ急逝」とあるところから二首。定型を大きくはみだしながらも七七でおさめている。
空を見てもなぐさめられぬ悲しみのなかにある。



灯を消せばわれをめぐりて亡き子あり風もかすかに室にかよひて/五島美代子



涙ためて栗の実ひとつとられじとせしをさな日のよみがへりつつ/五島美代子

→こういう歌はつらい。思い出して悲しくなる。現在から見ればしょうもないことに、そのころは泣いたりわめいたりしていた。



抱きしめて手の内にありとおもふ児(こ)は掌(て)のなかにして面がはりする/五島美代子



意地悪ぢいさんにも小判を上げればいいのにと絵本を見つつをさな児はいふ/五島美代子




印つけた歌は以上。
五島美代子は「心の花」の人だ。川田順からの「母性愛の歌によって、前人未踏の地へ健やかに第一歩を踏み入れた」という言葉がよく知られているんだそうだ。


むずかしくなくて読みやすかったし、いい歌が多かった。よかった。
以上です。
んじゃまた。



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ぬらっ。10/14


ぬらっ


"J. Haydn - Hob III:4 - String Quartet Op. 1 No. 4 in G major"
https://t.co/AZtfecwF5I

ハイドンの弦楽四重奏曲第四番を聴いた。プレスト→メヌエット→アダージョ→メヌエット→プレスト。
特に変わったところはない。四楽章のメヌエットが堂々としている。聴きどころはアダージョ。

15年くらい前、モーツァルト関連の本だったと思うんだけど「音楽は緩徐楽章が一番いいのであって他の楽章は緩徐楽章のためにある」というような文章を読んだことがある。いいや逆だろう! とその時は思ったが、そういうこともあるかなと今になって感じはじめた。

このハイドンのやつは12曲ごとにまとめてメインのブログの記事にする。





保阪正康『東條英機と天皇の時代』をまだ読んでいる。700ページあるうちの400ページまで。開戦してミッドウェー、ドウリットルあたりまで。

始まる前までは戦争を避けようとしていたが、始まってしまうとやる気満々に見える。勝ってるときの東條はすごい人気だったようだ。





工藤吉生の短歌bot @mk7911_bot のアイコンを変えた。


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ぬらっ。ハイドン三番

ぬらっ




"J. Haydn - Hob III:3 - String Quartet Op. 1 No. 3 in D major" https://t.co/88RmJnTRo5

ハイドンの弦楽四重奏曲を一日一曲聴いていくシリーズ。
第三番。アダージョ→メヌエット→スケルツォ→メヌエット→プレストという五楽章構成。

途中で悲痛な表情になるアダージョがいい。スケルツォは表情豊か。四楽章のメヌエットのトリオ部分がはスケールでできていておもしろい。
フィナーレは何かひっかき回しているような音楽で、すぐに終わる。グリッサンドっていうんだっけ、素早く上昇する音型が多用されている。
スケルツォというとベートーヴェン以降のイメージが強いが、ハイドンのだっておもしろい。







仙台文学館は二ヶ月ぶり。行くたび「群山」を気にしている。
扇畑忠雄が創刊した東北アララギ会の「群山」という歌誌がある。扇畑忠雄が亡くなって徳山高明さんが引き継いだのだが、その徳山さんが今年亡くなった。「群山」がどうなるのかを注意して見ている。

今年はじめくらいに、徳山さんが入院して選歌できなくなったことがあって、それから退院したと思っていた矢先のことだった。大きく逝去の知らせが出た。亡くなってもしばらく歌が載り編集後記が載った。それもじきになくなった。追悼の歌が誌面に多く載った。

会員アンケートがとられた。発行継続を希望するか、希望しないか、あらたな結社誌として出発するべきかの三択。結果94パーセント強の人が発行継続希望と回答し継続が決まった。

他人事じゃないが自分のことでもない。いややっぱり他人事なのか。亡くなるってことが想像できない人がいるが、亡くならないわけがない。そのときはどんなふうだろと思いながら「群山」の動きを見ている。



そういえば「川柳 杜人」の最新号も見てきた。宮城の川柳誌の歴史が書いてあって興味深かった。宮城には「杜人」「くらげ」「宮城野」の三つの川柳雑誌があり、いずれも長い歴史がある。「川柳杜人」の前には「川柳北斗」という雑誌があった、などなど。

「宮城野」だけは書店で見かける。代表の人の名前も聞いたことある名前だ。だから宮城野が一番強いようなイメージがある。でも文学館にあるのが「杜人」だけだからそっちしか読んでない。






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【近況】▼にゃんこスター▼アイドル妄想漫画▼結社をつづけるむずかしさ▼ほか


九月末から十月上旬までに、オレが見たもの読んだものをまとめた記事です。

▼にゃんこスターとキングオブコント
▼古泉智浩「アイドルヲタ長谷川のバッド・キャンディ」
▼ヒトラー演説
▼ホロコースト
▼心霊ドキュメンタリー
▼落書き
▼結社をつづけるむずかしさ

といったメニューでお送りします。





▼にゃんこスターとキングオブコント

キングオブコントを最後のほうから見た。ツイッターのタイムラインが「にゃんこスター」ばかりだったのが気になってきたから。

決まりがあるんだけど決まりじゃないやり方でやって、それにはじめは違和感があるんだけどそれが良くなってくると。普通は取れないようなどえらいものを取れちゃうんだけどすぐ捨てちゃって、かわいさ楽しさで押しまくって寄りきる。オレが見たにゃんこスターはそんな感じ。

神様の縄跳びとか神様のフラフープをもらったら、オレはありがたがって大事にするほうだなと思った。
そのまえに、縄跳びなりフラフープを手離しもしないだろうな。

もってる縄跳びを投げ捨てるのが新しくて楽しくて強いことになるとする。そうすると次は投げ捨てないで使い続けるほうが新しくなる。きっとその交互の繰り返しなんだ。

なんか考えちゃうんだよね。なわとびの縄は縛るもので、フラフープの輪は閉じている。それを短歌定型や短歌の内輪の問題に重ねてしまう。

にゃんこスターはキングオブコントで優勝をのがした。
審査員っていうのは「神さまの縄跳び」をあげる側にいるわけで、それをすぐぶん投げるかもしれない人たちにはあげられない。ぶん投げられていいという選考委員も世の中にはいるだろうが、このコンテストにはいなさそうだしいなかった。

輝かしいし楽しいし圧倒的なんだけど、遠いな、っておもった。いい映画見たあとによく「それに比べて自分は小さくてしょうもないやつだ」って思うんだけど、それだった。
「すごい」と「快」が結びつかないときがある。


それにしても、さまぁ~ずとバナナマンと松本人志ってことは、審査員は実質三人じゃない? 長年やってるコンビってことは、役割のちがいはあれど同じコントをやってきたんだからさ。同じ作品の作者なんだからさ。片方いれば充分なのでは? 
全員中年で、全員男性で、全員二人組というのは偏ってるんじゃないの? 点数や意見がまっぷたつに割れたらおもしろいのに。
M1グランプリの立川談志や、ものまね王座決定戦の淡谷のり子のことを思い出している。



▼古泉智浩「アイドルヲタ長谷川のバッド・キャンディ」を読んだ

https://twitter.com/koizumi69/status/912883726161371137
このご時勢では単行本化不可能と言われたアイドル妄想漫画が、ほぼ全ての人物名を伏字で電子書籍となりました!!→ 古泉智浩 『アイドルヲタ長谷川大介のバッド・キャンディ』 https://t.co/1WlKjC4PNE



というのを買って読んだ。500円くらい。
「長谷川大介のバッド・キャンディ」には小粒な話がいっぱい入っている。どの話を見ても長谷川がアイドルとの関係でいいポジションにいるのがおもしろい。どのアイドルの近くにもいる。ジョブズとまで仲がいいのを見て笑ってしまった。仲良くなるような要素がないのに、当たり前のように仲良くしている。
自分勝手な妄想でも、ここまでやると立派だ。

妄想ってけっこうむずかしいと思うんだよ。頭の中だったらなんでも自分によいように考えていい、とわかっててもすぐ自制のブレーキがかかってしまう。この作品は走りきっている。拍手。
オチの弱い作品もあって玉石混淆だけど、楽しい一冊。



▼ヒトラー演説

高田博行『ヒトラー演説』読みおわった。

演説にレトリックがあることを知った。平行法、対比法、漸層法、マイナスイメージの言葉を別の表現に言いかえる「婉曲語法」、「頭韻法」など。

また、演説がこんなに分析されてるところを初めて見た。よく使われる言葉の時期ごとの変化、言葉とジェスチャーの関連、音の高さの変化。
ラジオとの関連。演説を聞くのが義務になったこと、海外の放送を聞くのが禁止になったこと。ナチはすぐ義務と禁止で縛ろうとする。

演説と関係ないが、パン屋のパンに「パンを持てるのは総統のおかげ」と書かれたシールを貼るのが義務づけられた話にぎょっとした。

チャップリンの「独裁者」のラストの演説のレトリックを指摘しているところがおもしろかった。主張は違うのにレトリックは寄せている。
そんなところまでパクっていたとは。見事。



▼ホロコースト

芝健介『ホロコースト』160ページまで。ナチのもとでユダヤ人がどうなっていったのかを書いている本。
追放、隔離、虐殺。
苦しめているはずのナチまでもが徐々にユダヤ人によって苦しみはじめているように見える。隔離する場所をつくるのに苦しみ、殺した者はトラウマを持つ。誰も得しない。まったく愚かだ。

ゲットーのなかにユダヤ人による支配があったのを知った。その代表、ルムコフスキという人の写真はインパクトがある。見いってしまった。

終盤はだんだん場所と数字と実行者の羅列になってきて、心を動かされなくなってきた。何万人を殺害したというのが何度も出てくる。
220キロを休みなく歩かせたとか、一日に20グラムのラードしか与えなかったとか、想像がむずかしいくらいの惨状だ。

ホロコーストの全貌をさぐる研究は今なお続いているそうだ。



▼心霊ドキュメンタリー

はじめてGoogleplayで映画というか映像作品をレンタルした。「not found」っていう心霊ドキュメンタリーみたいなシリーズが昨日から気になっていて、それをひとつ。300円で。

ネットから削除されて見れなくなった動画を追いかけるというやつ。現代のホラーだなあ。

「本当にあった!呪いのビデオ」も興味ある。二本くらいしかまともに見てない。

ドキュメンタリーがいいんだよな。
「隅に顔みたいなのが映ってましたキャー」で終わりにしないで、映ってた人が不幸になったとか、撮影者が変わった人だったとか、そっちまで怖さを広げていくの。



▼落書き

近所の政治家のポスターに激しく落書きされていた。

実質死刑囚
ツイッター@(ID)
確認してもらえば
わかります


って黒いペンで書いてあった




▼結社をつづけるむずかしさ

最後に短歌の話。

未来の九月号を読みはじめた。そしたら振り込み用紙を見つけた。ああ、思い出した。支払わなきゃな。
結社の振り込み用紙を見るたびに、支払わずにやめちゃおうかと一瞬思う。でも今回はやめるわけにいかない理由がある。

半年ごとにやめちゃおうかと「一瞬」思ってきたが、ふとしたことで「首輪がはまる」ようなこともある。



五年前の「未来」を見て、人のうつりかわりを見た。
五年前の「彗星集」の会員52人のうち、今も彗星集にいるのは12人。
17人は無選歌欄「ニューアトランティスopera」に移動している。
22人は出詠していない。
1人はほかの欄に移った。

つまり、5年のあいだに4割弱の会員が誌面から消えている。名前を変えて続けている人もいるのかもしれないが。
結社を五年続けるというのは大変なことだ。






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ぬらっ。ジョジョ

ぬらっ


ハイドンの四重奏を一日一曲聴いていくやつ、感想をつけてみる。

昨日の第1番はデアゴスティーニの「ザ・クラシック・コレクション」で聴いたことがあった。「狩」というタイトルがある。8分の6拍子のリズムが狩をあらわすというクラシック音楽の教養というかアレがあるのを思い出した。
モーツァルトの弦楽四重奏の17番も「狩」で、そっちのほうが有名だ。ピアノだとブルクミュラーの練習曲にも8分の6拍子の「狩」がある。


第2番。これは初めて聴いた。っていうか、このあとは有名な「セレナード」を含む17番(偽作だったんだよな)までは知らない四重奏がつづく。

5楽章構成で2楽章4楽章がメヌエットになっている。1番も5楽章だったな。ハイドンが変わったことをやってるのか、まだ形式が定まってないのか。
ちょっと調べたら、12番まで5楽章構成でやっている。

手元の音楽事典では1755-1760年の成立になっているが、YouTubeの説明では1751年になっていた。けっこう違う。ハイドン以前の弦楽四重奏曲なんて全然知らない。

第2番の感想としては、三楽章のアダージョが美しかった。よく歌っている。全員ピチカートになってしめくくるの、いいね。五楽章はユニゾンばかりやっている。







佐々木あららさんのブログを最初から少しずつ読んでいる。ジョジョの一気読みをやっていて、一巻読むごとに記事を上げている。読んでも読んでも2005年9月18日だ。

オレはジョジョはあんまり読んでなかったな。第23巻だけたまたま読んだことがある。

一日に何回も何回も短いブログを書いてるのを見ると、ツイッターのない時代が確かにあったんだなあと思い出す。そういえばオレも一日十回とか更新してた。

あららさんの「ジョジョ読み」記事には形式があって、川柳でザックリまとめる→文章でまとめる→良かったセリフを抜き出す、の三つでできている。遠目から見る、普段の距離で見る、ズームする。三つの見方がある。
こういう「型」があるといいよな。




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高田ほのか『ライナスの毛布』を読む  ~ひんやりあたる傘の骨、ほか


高田ほのかさんの『ライナスの毛布』という歌集を読みました。
書肆侃侃房。2017年9月。「ユニヴェール」の歌集を読むのは初めて。新鋭短歌シリーズと中の感じは変わらない。



はじめに大きな連作がある。三人の登場人物がいて物語がある。良いかなとおもった一首を引く。

それはスキップの直前みたいなくちづけで回れまわれよメリーゴーランド/高田ほのか『ライナスの毛布』
→甘いのを選んだつもりはないんだけど、あらためて見ると「スキップ」「くちづけ」「メリーゴーランド」と糖分多めな歌だ。
「スキップの直前みたいなくちづけ」というのがおもしろいかなと思って丸つけた。くちづけによって弾みがついて、回りだしたのだ。

「~だわ」「~ね」「~なの」って口調が苦手だし、世界観というのか、全体的な空気が合わなかった。



りぼんから別マに移る春のなか膨らまないよううつ伏せ寝する/高田ほのか『ライナスの毛布』
→「りぼんから別マに移る」におぼえがある。かつて、うちの妹が「りぼん」で、母が「別マ」だった。オレはコロコロからジャンプに移ったけど、そんな感じか。

この歌は「膨らまないよう」が何を指しているのかわからない。漫画が厚いことや付録でふくらむことと関係あるのか、年齢や身体と関係あるのか。



オレは、少女漫画は四コマやギャグ漫画をよく読んでたな。『りぼん』だったら「ちびまる子ちゃん」「こいつら100%伝説」「たんぽぽたん」「てこてこはこべ」で、『マーガレット』だと「ギンギラちかちゃん」「まんまるハイスクール」。
『なかよし』や『ぶ~け』も少し読んでた。

けどさ、ギャグ漫画だけ選んで読んでたっていうのはつまり、オレが少女漫画にほぼ理解がないっていうことを示してもいるんだと思うよ。池野恋も柊あおいも矢沢あいも、全くおもしろそうに見えなくて避けていたわけだからさ。今読めばちがうかもしれないけど……。

オレと少女漫画の接点の話をしたけども、この歌集には少女漫画を短歌で表現したパートがある。わかる人にはおもしろいんだろうな。
オレが読んでた「ねこねこ幻想曲」も「うさぎ月夜に星の船」も「きんぎょ注意報」もないし、ズレがあった。こういうのは、ピンポイントで当たると楽しいんだよな。当たってないと、元ネタありきの歌は避けたくなる。
オレが一時やってた「ドラゴンクエスト短歌」 https://matome.naver.jp/m/odai/2137807984614954201 もそうだな。
オレは元々「ドラえもん短歌」から短歌に入ってきたくらいだし、試みとしてはよくわかる。




そのほかの歌。

首筋にひんやりあたる傘の骨気づかぬうちに傷ついている/高田ほのか『ライナスの毛布』
→首筋に傘の骨があたるっていうところに感じがでている。
「気づかぬ」と「傷ついて」で音を合わせようとしたのかもしれないけど、有名な短歌ですでにそういう歌があるのでそこは加点できない。
気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで/枡野浩一『ショートソング』(集英社文庫)収録作



ありえない駅の読み方教わって緑深まるあなたの故郷/高田ほのか『ライナスの毛布』
→地名と出会ったり、読み方を知ることでひらけてくるものがある。「あなた」にも一歩近づく気持ちがしたんじゃないだろうかと、想像してみる。



そんな感じでした。
ある年代の少女漫画を好きな方にはおもしろい歌集なのではないでしょうか。
というのはつまり、ターゲットに入っていないオレには、申し訳ないんですがおもしろさがわからなかったということです。
同じく短歌をやってるとか、同じ結社にいるとか、そういうことで良い読者になれるとは限らないんですね。この人はこういうことをやってるんだなと知るための名刺にはなりますけれども。

少女漫画を愛好する人が楽しめる内容の歌集だと思いますし、オレみたいな歌人じゃなくて少女漫画の読者に読まれるのがこの歌集にとっての幸福なのだと思います。そうした人々に届くとよいですね。



おわります。
んじゃまた。




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ぬらっ。ハイドンの四重奏

ぬらっ



いつか、スカルラッティのソナタを一日5曲聴いていくことにしたと書いたけど、150くらいでなんとなくやめた。聴くとおもしろいんだけど、聴かなくてもいい感じになってきた。


そんで、懲りずに今度はハイドンの弦楽四重奏曲を一番から聴こうと考えて一番を聴いた。一日一曲。続くようになんか考えたい。

"J. Haydn - Hob III:1 - String Quartet Op. 1 No. 1 in B flat major"
https://t.co/KctuC6hDS8

これをアップしてる人、ほかにもモーツァルトをケッヘル番号順に1から626までまとめた再生リストを作っていたり、ヨーゼフ・ハイドンの弟ミヒャエル・ハイドンの交響曲全曲をアップしてたり、徹底的な仕事をしている。興奮する。

サンドウィッチマンがコントの最初によく「あっ、こんなところにラーメン屋がある。興奮するなあ、入ってみるか」みたいなことを言うけど、たぶんこういう興奮なんだと思う。
ハイドンの弦楽四重奏がまとまってる、バリトン・トリオもピアノ三重奏もまとまってる、興奮する。

二十歳ぐらいから数年間モーツァルト好きだったけど聴いたのは3分の1くらいだったなあ。オペラや宗教曲が特にスカスカだ。



そうか。今日からハイドンの四重奏曲83曲を一日一曲聴いていけば来年はじめくらいに終わる。1月号が届くくらいのころに。カウントダウンだな





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プロフィール

工藤吉生(くどうよしお)

Author:工藤吉生(くどうよしお)
仙台市在住。2011年に枡野浩一さんの「ドラえもん短歌」の影響で短歌を始めました。

▽短歌雑誌「短歌研究」「角川短歌」などの読者投稿欄、
▽新聞歌壇「毎日新聞」「日本経済新聞」「読売新聞」「河北新報」
▽テレビ「NHK短歌」
などで作品を発表してきました。

短歌結社「塔短歌会」に2012年から3年間所属していましたが退会し、現在は「未来短歌会」彗星集に所属しています。

▽角川短歌ライブラリ刊行記念「わたしの一首」コンテスト大賞受賞。
▽第57回短歌研究新人賞候補。
▽Eテレ「NHK短歌」年間大賞(2016年3月、佐佐木幸綱選)。

ゴールデンボンバーの歌広場淳さんにツイッターで短歌をほめられたことがあります。

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